登録レースのデビュー戦となるJBCF群馬DAY-1を走ってきました。

初のJBCFということで緊張しましたが、どうにかこうにか無事完走できました。

■リザルト

25位/108名(23.1%) 5ポイント 公式リザルト

37:21  +Top00:03(S) Ave38.55km/h

クラスタ:E3 (2組目)

開催コース:群馬CSC

日程:2016年4月23日

距離:24.0km(4周)

天候:くもり(路面ややウェット)

gcsc_circuit

コースは先週も走った群馬CSC。まとまった登りはないけど1周6kmあたりの獲得標高は100m程度で、短時間高強度のインターバルがひたすら続くコース。

E3は当初5周の予定だったのですが組分けのため4周24kmに短縮ということで、組分けで人数が減ったのは安全面でまだ良かったと思います。それでも落車はたくさんありましたが。

1.レース準備

レース前の練習としては4/10に山岳コースでチームの合同練習会、4/17にJCRCの群馬EDクラスに参加して予習を。

その後の体のダメージが予想外にすごくて、回復のため月・火・水とほぼ乗れず。木で固定ローラー短時間高強度インターバル、金は汗ばむ程度に流して本番に至るという感じ。

全体の流れとしては、ベースは上がっているものの、JCRCのEDのおかげで短期的なピーク調整は難しかったので、次からは前週に長距離レースはやめておこう。

今回の目標は個人的に3段階に設定

目標① 怪我なく完走

目標② 先頭集団内ゴール

目標③ シングルリザルト

まずは無事完走、次に集団内ゴール、あわよくばシングルリザルトを狙いたいところ。初戦なのでいきなり高望みはせず安全第一で行くことを忘れずに。

2.機材

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実業団用決戦機、メテオハイブリッド。よくよく考えるとすごい名前だ。コスミックカーボンアルティメイトの勢いには負けるけども。

先週のJCRCで使った印象としては、心臓破りを登る際にアウターで押し通そうとするとギアが25tじゃ足りない印象だったのでスプロケットを12-25tから11-28tに変更。

フロントの変速はチェーン落ちリスクがあることやタイムロスになるのでなるべく避けたい。またアップダウンが激しいコースはクロスよりワイドレシオの方が速度変化への反応が速い。結局11-28t万能説が浮上し、というか12-25tって右手が忙しすぎじゃね?

ホイールは安定の無印レーゼロ、グランドプリックス4000といったいつも通りの布陣で挑みます。

3.レースを振り返る

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勝手が分からずテンパりながらメンバーに助けていただき、なんとか準備して出走サイン、検車を済ます。みんな並ぶのが予想以上に早い。。スタート位置に自転車を置いとくシステムなのね。

前から1/2位のところに置くも、スタート位置までの小競り合いでクリートキャッチミスして急所を痛めたりしてあっさりと後方へ敗退。戦いは既に始まっているのか。

スタートからヘアピンを抜けた最低地点まではローリングスタートなんだけど結構みんな抜いていく。ここは修羅の世界か。

その後先導バイクが先頭を抜けていき本当のスタートの火蓋が落とされた。

1周目 終始ハイペース。心臓破りもJCRCの時よりずっと速い。若干ウェットなのでコーナーではみんなスピードを抑えているが、そのぶん立上りのインターバルが強烈。後ろだと中切れしそうなので集団後方から真ん中くらいのところまで上がる。

2周目 先頭が見える位のところまでじわじわ上がる。引き続きペースが速くてびびる。山倉君と集団中ほどで遭遇。チームメートがいると心理的に落ち着くな。しかしちょっとした登りで遅れる人やふらつく人が多くて非常に走りにくい。これは前に上がらないとますますハードモードだと悟る。

3周目 ここまでで集団は半分位になったか。下りコーナー目の前で単独落車を見たような気がするけど必死なので記憶が曖昧。

最低標高からの緩い登り区間でペースが落ちたのでこれ幸いと先頭まで完全に上がりきる。心臓破り前のアップダウン区間で1人浮いてしまいちょっとだけ単独で逃げるような形になる。

先頭付近で自分のペースで走ったほうが楽かもな、と思いつつも、ここでひるまずガンガン行くほど度胸はなく心臓破りで位置を少しずつ下げながら省エネ登坂に務める。このあたりで一呼吸して、精神的に落ち着く。

4周目 最終周に突入する。ホームストレートで全体のペースが一段上がって緊張感が出てくる。最初の下りコーナーで再び単独落車を見かけるも巻き込まれずセーフ。外側は苔で滑るのかツルツル行ってるな。

最低地点以降もさすがにペースが落ちず、登坂も心臓破りも引き続き速いまま。きつそうな人はどんどん千切れていく。自分もきついが交わしながらペースを維持。

アタックがかかる心臓破りを後方でなんとか食らいつき下りに入って先頭集団は30,40人程度にまとまる。その後のアップダウンで心肺を立て直し、バックストレート手前の登りで集団が緩んだので右側から下った勢いのまま先頭へ。

後ろがちょっとだけ空いたかなと思い、そのまま先頭でじわじわあげてみる。残り1km、だれか乗ってきてくれー、と待っていると1人乗ってきた。2人でちょっとだけ回して逃げつつ最後のストレートへ突入。

脇を見るともうすぐ後ろに集団がいる。ちーん。残り300mで飲み込まれる。ここからもう一発、と思ったけどもがける脚がなくズブズブ。集団後方で流しつつゴールとなりました。

4.反省

まずは目標①無事完走はできてホッとしたというのが正直な所。試走でも1組目でも、とにかく至る所で落車が頻発しており救急車のサイレンが鳴りっぱなしだったので内心かなりびびっていました。

目標②の集団内完走も達成できた。これは落車さえ食らわなければなんとかなりそうな感じ。このレースでわかったのは心臓破りだけでなくポジションアップにも1分程度のインターバル能力が必要ということ。それがあるかないかで完走の難易度はかなり変わってくると感じた。

目標③のシングルリザルトは達成ならず。最後の早駆けについては今考えれば無理がある選択だった。先頭に出た時に冷静に10番手程度の程よいポジションに収まるのがベターだった。はじめての登録レースで少し冷静さを欠いてしまったので、これも勉強ということで、このあたりは冷静な判断力をつけていきたい。

今日は早駆けして失敗したので明日は別のやり方で、後方からゴールスプリントに参加できるように位置取りに注意して走ろう。ちなみに他のレースを見ると、逃げるならやはり定番の心臓破りが決まりやすいようでした。

 

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写真は赤谷湖。明日も引き続きレースのため猿ヶ京温泉でメンバーと1泊。お宿はみくに荘です。

夜飯は宿から歩いて3分の「お食事処 歩」

ここの焼き肉定食は超ウマかった。しかしカメラを持って行ったのに撮るのを忘れたために飯テロ未遂。すべてのメニューがラージサイズでおすすめです。

その後、風呂入ってチームミーティングやって9時半には就寝。疲れすぎてウトウトする間もなく速攻で寝た。

後半(DAY2)に続く