榛名山に帰ってきました。

思い返してみれば、初めてヒルクライムに出場したのがこのレースだった。自分が自転車にはまるきっかけになったと言ってもいいレース。

改めて1年経ってみて、あの時は何もかも最初で新鮮だったから感動したのだろうか?あの感動の正体は一体なんだったのか、もう一度出て確かめてみよう。

そんな想いで今年もやってきました、高崎市。

そして、やはり改めて感じた。

榛名山ヒルクライムはすごかった。

この大会、ものすごい運営力とホスピタリティがある。これは自転車乗りなら是非出てみて体感して欲しい。

まずは今回は初日のTTから。

なんとこのTT、人数限定ですが参加費無料です。6,000円で2日かけてTTとヒルクライムが走れるレースがあるだろうか?この段階ですごい。

しかもTTはスタート台あり、計測はタグ管理、MC付きという豪華体制で、おまけと言うには豪華すぎる。

ブリジストンの藤田選手や井上選手を筆頭に、アマチュア最上級クラスも参加するTTを間近で見ることができる。計算され尽くしたTTバイクってかっこいいのな。

2日間の合計タイムを競うCOPPA DI HARUNAの表彰があるのでステージレースっぽくてテンションが上がる。

いずれにしても前日受付けなので、午前中に受付けとレースをすませて午後を観光に有効活用できるという意味で参戦がおすすめです。

■リザルト

26位/287人(9.0%) 公式リザルト

09:50.497 TOP+00:59(S) Ave:41.45km/h

開催コース:榛名湖畔往復コース

日程:2016年5月21日

距離:6.8km

天候:晴れ

コースは以下の青いところ。strava上のコースは少し距離が短いので、厳密にはもう少し手前がスタート地点なのだろう。

0榛名湖TT↑断面見ると分かるけど意外とアップダウンがあるコースということが分かる。

1湖畔でスタートを待つ参加者達。およそ300人が15秒ずつの間隔でスタートしていく。

3今回も、去年同様にVXRSで行く。ヒルクライムはやはりこいつが安定。

2ツノ生えたwww これ1回つけてみたかったんですよね。。

前日の夜に突貫でくっつけたプロファイルデザインのV2+。下から生やすタイプなので空力が良い。攻撃力アップしたな。

2.レースを振り返る

すき屋のまぜのっけご飯朝食をのんびり食っていたというしょうもない理由から、会場到着が8:30になる事態に。ちなみに受付けは9:00まででTTは10時スタートです。朝5時には水戸を出たんですが意外とかかるのね。

時間の都合上、コースの試走はできず。ツノに慣れるべく駐車場付近の道をウロウロしてみる。いきなり本番でコントロールできるのか不安なので最悪の時は下ハン持てばいいや、という感じだったけど乗ってみたら案外平気そう。というかなんだか楽しい。

スタート待ちをしているとTTバイクやディスクにエアロヘルメットのガチ勢がたくさんいてテンションが上がる。もちろんノーマルバイクの人もいるし、ミニベロの人も。ガチ勢の割合は全体の2割くらいかな。

整列して待っていると次々と息を切らした完走者が走り抜けていく。やがて自分の番になる。ワクワク感半分に怖さ半分といったところで、係の人に支えてもらいカウントダウンで台上から発射。発射台の下りが結構急なので、思ったよりも着地が怖かった。

スタートからしばらくは低い姿勢でダンシングでぐわんぐわん加速する。ツールとかでよく見る光景。

40kmを超えて巡行に入るとさっそくDHポジションに移行。空力がいいのか軽く踏んでもスピードが出て楽しい。

しかし前半調子に乗って追い込むと後半に入る前にオールアウトしがちなので、往路はなるべく回転重視で抑えて、踏みすぎない意識で行く。

2(HP用)

(↑せっかくなのでオールスポーツの写真ゲットした。)

前走者がいっこうに現れず、自分遅いのかなぁと思いつつも焦らずペース維持で淡々と。舗装路がけっこう荒れていて、DHバーに慣れないのもあって、怖くて往路は1/3ほど下ハンドルを持ってしまった。

途中で前走者(前々だったのかな?)をパスしたと思ったら、あっという間に折り返しコーナーに。高速からのターンが難しい。鴨川のトラウマからブラケット持ってゆっくり丁寧に回る。時計を見てる余裕はなし。

ここから復路に突入。最初がダラダラ登り。ここも過剰に踏みすぎないように意識。

ここまでで残りの距離感はわかっているので坂を登り切ったあたりからガシガシ踏んで行く。だいぶ慣れてきて復路は9割くらいDHバーを持てたので良し。

前半抑えたおかげか、復路の方が重いギアで良い感じに追い込めたと思う。4,5人位抜いたかな?最後は本当にもうこれ以上踏めないというところまで追い込んで下ハンでもがきつつゴール。

しばらく息が整わず、惰性走行で流しながらなんとか呼吸を整える。ひさびさに血の味がした。。

3.反省

タイム的には9:50ということで、自分としては力は出しきれたと思う。

欲を言えばAve42km/hくらい出せれば良かったけど、今の自分の力はこのくらいが限界だろうという感じ。

走っていて気になったのはDHバーを持った時の上半身の力の入れ方がいまひとつよく分からなかった。ハンドルを手前に引くのか、上に持ち上げるのか謎。

それと、下につけるタイプのDHバーだけど、これでもポジションは高い気がする。下ハンドルで腰を深く折っている時のほうが低くなっている。でも肩を狭められる分DHバーの方が相対的には空力的には良さそう。主観ではアベレージで1,2km位は速くなっている印象。このあたりは模索とポジション調整が必要っぽい。

ちなみに優勝はウォークライドの風間さん。Ave46km超えとか意味不明でした。

4.観光

レース後はリカバリーで榛名山を1周してみる。

5天候も快晴で榛名湖畔の景色がさわやかで気持ちいい。
7赤い花はヤマツツジかな。綺麗で癒やされた。

8山から下りながら明日のコースを復習する。後半がきつくて神社の鳥居からが本番だったことを思い出した。
10

昼飯は高崎市内のステーキ。山 高崎上大類店へ。格安で良質のステーキが食べられるでよ。ところでこの「。」は何か理由があるのだろうか。

9コーンスープって、なんかいいよな。

11時間があったので高崎市内をプラプラ。メインの通りは結構現代的で、ところどころに古い建物も残っている。高崎は思ったよりずっといかした街だった。
12

夜はらぁめん家 有坂。どう見ても内装がBAR。だけどしっかりとラーメン屋。醤油ラーメンは魚介系好きな自分にはたまらない一杯でした。

ホテルは繁華街にほど近いビジネスホテルたきざわ。立地が良くてなかなか快適でした。飲みたい気持ちを抑えつつ、ブラタモリを見ながら明日に備えて早めに就寝。

明日へ続く

 

 

↓これを使ってみたアピール