鴨川ブルークリテリウム 昨日のTTに引き続き走ってきました。
初日を超えるgdgdっぷりを見せた2日目、その一部始終をご覧下さい。
■リザルト
14位/34人(41.1%) 6ポイント 公式リザルト
33:39 TOP+00:39(S) Ave:41.72km/h
クラスタ:E3 (3組目)
開催コース:鴨川市総合運動施設 周回コース
日程:2016年5月15日
距離:23.4km(1.3km×18周)
天候:晴れ
コースマップは昨日同様のため割愛とする。
1.レース前の準備
平坦インターバルレースはわりと個人的に得意とするところ。しかも今回は参加人数少ないし、そこそこいけるんじゃね?
そう思っていた時期が私にもありました・・・。
2.レースを振り返る
スタート位置はほぼ集団の真ん中のあたり。スタート後はほぼ前後の位置が変わらないまま流れていき、1周目の後半の直線区間でローリング解除となった。
2周目に入り第1コーナー過ぎあたりで、立上がりに強く踏み込んだ際に右のペダルが突然外れて大きくバランスを崩す。あれ?スタートしてすぐにクリートがハマってたはずなんだけどな、と不思議に思いつつ再度セットするが、どうもハマる感じがない。
カーブ区間を抜けて野球場の横でインターバルがかかった際に再び踏み外す。あー。。これはもしかしてクリートがお亡くなりになったパターンか…。確かに相当交換していなかったんだよな。
一瞬ニュートラルしてみては…、と考えるもクリート破損は整備不良案件であることは確実、やるだけ時間の無駄だろう。それどころか一度止まったら2度と集団復帰できなくなる可能性が高い。
次に誰かに靴を借りられないか、と考えるも、うちのチームはシマノ率が低いことに定評がある。(誰に?)
加えてサイズが近い人がいるかも不明、というかそもそもレース中に靴の貸し借りができるかあやしいのでこれも却下。
靴に関しては潔く諦めて、現状の装備でどう走れば良いのか考えることにする。いかにペダルを踏み外さず走れるかが大事である。
踏み外すのは1周あたり3,4回程度で、インターバルの際に強く踏み込みはじめる時やケイデンスが高くなった時であることがわかってきた。ダンシングで踏み外したら転倒することは確実なので、スプリントやダンシングはこの点でレースの選択肢から消えた。
しばらく周回するうちに真上から水平に重いギア(11,12,13t)で丁寧にトルクをかけていく分にはあまり踏み外さないということがわかってきた。
しかしこのコースはクリテリウムであり基本的にインターバル地獄なので、重いギアで丁寧に回していてはカーブ立上りで3、4車身は空いてしまう。このためどんどん抜かされ自ずと最後尾固定な状況となる。
幸いにも直線区間が長いのでじわじわとスピードを上げることで直線の終わり頃には集団に追いつけるが、中切れも頻発しており集団復帰が一苦労な状況が続く。
必死でそんなことを繰り返して7、8周したあたりでようやく中切れ地獄も沈静化。インターバルで離れ、直線で集団のお尻に復帰する走り方がパターン化されてくる。ペダル踏み外しも慣れてきて1周に1,2回程度の頻度に減ってきた。
でもこれ、よくよく考えるとドラッギング全然効いてないし1人で走ってるのと一緒じゃね?ということにこの辺りで気付く。
インターバルがかけられない以上は、集団内での走行は無理だし、勝つために僅かに残された手としては単独で逃げる以外にない。せっかくなのでやれることは全部やってみよう、ということで直線区間でスピードを上げた勢いで先頭に出てそのまま逃げてみる。最後尾から抜いての逃げなので正直かなりきつい。カーブもなるべくトルクの差ができないようノンブレーキでペダルを回しながら走る。
しかしやはり立上りの加速が遅いので後続に差がつけられず1周と保たずに追いつかれてしまう。そもそも前で逃げているのが2人いるようなので、追いつくのにローテーションに入って下さい、的な流れになる。うむ、ローテーションして逃げを追いたい気持ちは痛いほど分かる。しかしいかんせんこの状態。高密度な集団でペダルをぽんぽん踏み外すのはさすがに後ろの選手にとって危険すぎてローテーションは無理である。
ということで再び安定の最後尾まで撤退。こうなるといよいよ打つ手無し。残りは5、6周。以降、入賞はあきらめて後ろにぶら下がりながらなるべく良い順位で集団ゴールすることに切り替える。
そのまま周回を重ね、最後の直線前のインターバル区間で活性化した集団にめっちゃ離されて、千切れた3、4人をじわじわと抜いたところで集団後方に追いつきゴールとなった。
3.反省
まったくレースにならず。もしもレース中にクリートが破損した場合はこう走ったほうが良い、という2度と考えたくないケーススタディーとなった。トレーニングだけでなく、日常的に道具のメンテナンスをしっかりしよう、という基本的なことを今更のように痛感した。
フィジカル的にはコンディションも悪くなく、コースとしても相性が良さそうだっただけに、普通に走れなくてかなりフラストレーションが溜まった。
少ないながらもポジティブな面で言うと、レース以外のところで初めて受付や監督会議に出てみたり宿を手配したりと、走り以外のところで僅かでもチーム全体の好リザルトに貢献できた部分はあったので、その点は良かったと思う。
また、チーム全体としても、山倉君の初の入賞や、ザキさんのシングルリザルト、大津さん、コバさんのポイントゲットなど多くのメンバーがポジティブな走りができていたのはとても良かった。
ほとんどいいところなしの2日間だったが、練習でやっていることは間違っていないと思うので、焦らずコツコツと積み重ねて行きたい。
次の登録レース(おそらく石川)まではしばらく空くので、2度とこういうことがないようトレーニング、メンテナンスを抜かりなくやっていきたい。
って真面目か!
4.番外編
今回わりかし真面目な内容になってしまっているので、チームメート数名で泊まった宿について書いておこう。
今回予約したのは民宿浅井。奥の緑色のが建物本体です。
部屋はこんな感じ。親戚の家に泊まりにきたかのような安心感。
部屋に行く際には、おかみさんがソファで寛ぎながらTVを見ている部屋を通っていくという謎構造アットホームな旅館です。
いや、けっしてディスってるわけじゃないんですよ!
むしろブログ的には結構真面目な投稿になっていたところにネタ要素を提供してくれておいしいです本当にありがとうございます。
レース当日の早朝、ちょっとだけあたりを散歩してみる。
すぐ目の前は港だ。地元の方による生活のための漁、という雰囲気がいいな。ずっとこうして暮らしてきたんだろう。
旅館からほんの少し歩くと仁右衛門島という島があった。新日本百景に選ばれるほどの景勝地だそうだ。詳しくはwikipedia参照。
看板によると島に渡るには渡し船が必要なようだ。・・・いや、これサジ加減で橋つなげるだろ。
はい恒例の飯テロのコーナーですよ。
鴨川と言えば何と言っても海の幸である。そこで我々は海鮮系の和食を中心に、食べログにて懸命な捜査を5分くらい続けた。ピックアップしたのは、レース会場からもほど近いところにある、まるよ西条店である。
このお店は調べる限り鉄華丼が売りのようだ。確かに見るからにおいしそう。
そうすると当然頼むのは焼き肉定食だよね。最近どういうわけか肉食系になっています。体が肉を求めている?
そんなどうでもいい話をして今回は終わり。
次は次週、榛名山TT&ヒルクライムである。不完全燃焼に終わった鴨川の鬱憤を晴らすべく完全に出し切りたいところだ。
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