ツインリンクもてぎ100kmサイクルマラソン走ってきた!
なんか気づいたら入賞してた!
リザルト男子B 5位 2:22:48.398 +Top 00.02 Ave42.35km/h
はじめて入賞できてめっちゃ嬉しい!
(男子Bは比較的人数が少ないお得なカテゴリーってことは内緒だよ)
とりあえず全体のリザルトはこちら。
正月明けから42km超のハイペースで走るなんてひどい拷問である。。コースレコードらしい。レースの大半をTKさんが逃げたからだろうな。それで勝っちゃうんだから本当に恐ろしい。
1.レース前の準備
直前の練習としては12/23に知り合いの方の実業団の練習に混ぜてもらった後、茂木往復練で70kmを1回。
そして年内最後の12/31に100kmを単独高強度で走ってきた。
長時間動き続けるのに体を慣らす感じで、山岳含めてAve28km程度。
で、レース前の2日間は何もせずひたすら回復につとめる
パスタとかラーメンなどの炭水化物をたくさん摂取してカーボローディングする。
ちなみにレース前の体重は63kgと通常より1kg増だった。
もてぎのコースは基本的に平坦なので重量増加はあまり気にしなくてもいい気がする。
当日の朝は大盛りパスタとオレンジジュースでさらに追い打ち。
レース直前にマツキヨのジェル、クイックスタートジェルとVespa Hyperを一気飲みする。
補給はBCAA入りボトル1本とアミノバイタル×3本をフラスクへ入れてバックポケットへ。
気温が暖かかったのでボトル2本の人も結構いたんだけど、直前にジェル一気飲みしとけば1本で足りたというか、むしろ余った。ペースが速くて飲む余裕がなかったというのが正直なところ。
【機材】
いつものというかこれしかないので。
マシン:VXRS Limited
ホイール:GS ASTUTO 38mm カーボンクリンチャー
タイヤ:グランプリ4000SⅡ
2.レースを振り返る
↓その前に一応コースはこれ。4.8kmを合計21周でおよそ100km走ります。
並んだのは前から7,8列目くらい?全体で言うと前から1/3程度だったかな。
1周目はローリングスタートなんだけど、集団の密度が高くスピードも自然と出やすいコースのため危ない感じがずっと続く。案の定1周目の立体交差手前の下りで落車があった。
このため5周目くらいまではピリピリムード。少しずつ人数が減ってやや落ち着いてくる。でもまだまだ大集団なので、密度の低いお尻の方でひらひらする。
10周目あたりまで来ると人数もだいぶ減って、ようやくスムーズに走れるようになる。
となると中切れの気配が出てきたので、無駄にエネルギーを使わないようなるべく前に前に上がっておく。
また、余裕があるこのあたりでジェルを一気飲みで補給しておく。
今回一番焦ったのが、ソフトフラスクを取り出したのはいいがポケットにスムーズに入らない問題が発生したこと。しまえずに直線区間が終わってしまい、あきらめて投げ捨てそうになるも、大幅に番手を下げながらなんとか収納。上り坂で踏み込んで集団中盤まで復帰。やばい、今ので太ももがキテる感じ。。
しかしこのあたりまで来ると、このコースの効率的な走り方が分かってきた。
坂は無理せずに集団のスピードに合わせるほうが良い。坂の後のコーナーで必ず緩むので、一定ペース(30km~34kmくらい)で走っていれば番手が下がることはない。それより坂の後の直線や立体交差後の幾つかの直線区間でみんなが踏まないところは、位置を比較的楽に上げ下げできるポイントなので基本的に端の方を走ったほうが良いし、坂で変に力を使わずこっちで使った方がベターだな。なぜか右よりは左端の方が走りやすかった。
そんなこんなで徐々に番手を上げて40番手くらいでラスト3周へ突入。登坂ペースもじわじわ上がってくる。しかしここで下がっては後で取り返せないのでしんどくてもなるべく前に前に移動して貯金を作る。
そしてラスト1周手前で、ついに先頭から2番目まで上がってしまった。
Roppongi Expressさんとか武井さんとか有力どころが多数いて「あれ?俺こんなとこにいていいの?」って感じで挙動不審になりながら登坂開始。
ここでアタックしようか一瞬迷うも、まだ先は長いので一定ペースを選択してしまったけど、結果論的にこれは誤りだったかも。外からなるしまの人(たぶん)のアタックをきっかけに一気にスピードが上がる。あっという間に集団に飲み込まれてしまった。
でもさすがに坂の後でペース落ちるだろ、と思ったらこれがまったく落ちない。
そりゃこのクラスだとそうですよねー。
同じクラスの緑ゼッケンの人に抜かれるもキツくて着けず。ここはもう単に実力不足としか言い様がない。
それとラスト一周回ではみんな前に前に突っ込んでくる。さらに限界付近で走っているので車間距離が近くて非常にあぶない。コーナーなどはかなり危険で、思わずびびって後ろに引いてしまった。
案の定、ラスト2km位の直線で斜め前にて落車発生。有力どころも多少巻き込まれた模様。(それでもRoppongiさんは上位に来てたからさすが)
かわしながら再度ペースアップも、先頭集団は結構前の方に行ってしまった。
そこからは先頭から落ちた小集団で我慢の走り、最後にちょっとだけスプリントしてゴール。
前に緑ゼッケン5,6人はいたよな~、と思ってたらなんとか5位!
はじめて入賞できてめっちゃうれしい瞬間でした。
3.レースの反省
全体として振り返ってみて、実力以上にうまく立ち回れた手応えはあったし、それだけに足りない部分を肌で感じられた良いレースだった。
特に最後の周回で先頭付近に入れたのは良かったな。勝負の土俵にやっと手が掛かった感じ。
それとこのクラスでも番手の上げ下げが自由にできたのは本当に成長できた実感がある。
あとは最後のところの差、わずかだけどとても大きな差を感じた。
エリートの先頭の10人くらいはフィジカル的に別次元だとしても、それ以外は展開やわずかな状況判断で順番が入れ変わってくる差な気がする。
でもそれが実は大きいというか。
限界に近い状態でも冷静に判断したり正確に操作できることが微妙な勝負を分けてる感じがした。
ああいうのってレース経験を重ねて得られる能力なのかなぁ。
それとレース前の準備については上手く行ったと思う。フラスク入らない問題以外は。。
アミノバイタルのおかげで後半にかなり脚を残せた。
あとVespaが実は良かったのかもしれないなぁ。
自転車でははじめて使ったけど、やはりこれはヤバイ代物だ。
それと機材について思ったのは、改めてGS ASTUTOのホイール、素晴らしく伸びる。下りとかペダル漕がないのに漕いでるひとを抜いていくからね。これはもっと評価されるべきホイールだと思うんだよなあ。
といったところで終わり。
もてぎ、また春に来ます!
↓今日もこいつに助けられた。。
↓もったいなくてなかなか使えない最終兵器。これあかんやつや。
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