平成27年4月29日

果物と自然の里 第8回いしおかトレイルラン大会

ミドルの部 距離17.1km 獲得標高1,075m

走ってきました。

一言で言うと最高に気持ちよかった。

運営も慣れていて、レース後の苺と豚汁の食べ放題もGOOD!

ゆるい雰囲気も含めて、ここ最近では最も楽しめたレースだった。

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1.結果

完走 1時間44分46秒

順位 37位/362人(10.2%) ※ミドルの部 総エントリー人数(完走者不明)

 2.レースを振り返る

今回のレースの個人的なテーマは、ハセツネ30Kの反省から以下のように設定した。

  • 試しに序盤からハイペースで突っ込んで見よう
  • 下りの舗装路で脚を痛めない走り方をする

 

それらを踏まえて、レースを振り返ってみます。

一応コースは試走会同様だがこれ↓。

★2

今回のGPSのログがこれ↓。

(最初の1km程度がSUUNTOが不調でログが取れていません)

GPS

まずはテーマ①の実践のため、序盤の舗装路2kmはかなりハイペースで突っ込んでみた。

4:00~4:30/kmで推移。自分としては結構というかかなりきつい。前方に20~30人といった感じ。舗装路は山に近づくにつれて少しずつ登りに変わるので、さらにきつくなる。

2kmほど走り山道に入った所で急登のトレイルに入る。そのまま走ろうと思ったが厳しい。。序盤の1/3を走って力尽き、そこから残りの2/3を歩いた。

みんな本当によく走れるなあ。入りで飛ばした分、周りのランナーのレベルが高い。ここで7,8人に抜かれる。邪魔になっても悪いのでどんどん抜いてもらう。

 

登り切ると尾根に出る。ショートは左、ミドル、ロングは右に分岐する。ここから剣ヶ峰までさらに登る。さっきまでの登りよりは走りやすい。剣ヶ峰以降は下りで気持ち良いトレイルだ。天気がよく青空に新緑が映える。

下りを終えたところで5.2km地点、ホテルいやしの里に出る。ここから砂利道の下りが1km程度、その後アスファルト舗装路が1.5km程度続く。

ここでテーマ②を実践。かかとからつま先にかけて衝撃を受け流しつつ、ローリングするように走る。膝のクッションも忘れないように意識。ペースとしては4:15~4:30/kmと結構な速さだった。

この走り方で足首や膝の痛みについては問題なさそうだ。ハセツネ30Kの時はペースを抑えようと踵だけでバタバタ着地していたのが悪かったようだ。しかし、いかんせんハイペースなのでこれは脚が先に終わるのか…?

 

舗装路を終えた所で1km弱の短い急登。歩きつつ水分とジェルを補給しておく。登りが終わると7.6km地点のエイド「雪入りふれあいの里」だ。補給はかなり充実していて、数種類の飲み物と甘いものが置いてあった。

エイド後はさらに舗装路が2kmほど続く。振り返ると意外と舗装が長いレースだな。舗装が終わると9.5km地点で三ツ石森林公園のエイド・トイレに。ここも同様に内容充実。

ここから再び本格的に登りはじめる。しかし体感的には最初の登りより短いし楽だった。浅間山まで登り切るとあとは下るだけに。気が楽になる瞬間である。

と、ここらへんからショートコースと合流して一気に人が増える。後ろからロングの1位から3位が来て抜いていく。各コース、色んなレベルの人が入り混じってかなりカオスな状況になるw

ここの下りで飛ばしたかったので後ろから声掛けしてパスさせて頂きました。4:30~5:00/kmで飛ぶように下って行く。ここの下りは最高に気持ちが良かったなあ。幸い、脚もまだ残っていた。結果的に舗装路の走り方は間違っていなかったようだ。

最後は下りを抜けた所でエイドが1か所。水餅的なものを頂く。ここから田んぼの中のあぜ道を2kmほど5:15~5:30/kmで走ってゴール。ここだけはペースが上げられなかった。脚はまだあったがもう先も見えるし惰性でいいや的な感じ。

全体としてはペース配分がうまく行き、かなり楽しめたレースだった。

 

 3.補給

17kmと比較的短いレースなので飲み物0.8リットルとジェル1つとした。実際に走った感じとしては、ジェルがもうひとつぐらいあっても良かったかな。

飲み物はスタート時が暑かったこともあり、ほぼぴったり。周りを見ていると丸腰だったりボトル1本ぐらいしか持ってない人が多かったが、エイドが充実していたのでなんとかなるのだろうか。

自分は不安なので、やはり1リットルぐらいは持ちたいな。

 4.装備

上:Finetruckスキンメッシュ+ARC’TERYX Tシャツ

↳やはり暑かった。この時期ならスキンメッシュは長袖よりノースリーブの方が良かった。

下:スキンズA400+ハーフパンツ

↳問題なし。

シューズ:The North Face ウルトラトレイル

↳この距離ではまったく何の問題もなし。

バックパック:Salomon advanced skin 12

↳やはり良い。当日のSalomonショップで同じのが半額で売ってて涙目ということだけw

 5.反省点

・コンディション調整も良くできて、ペース配分もベストに近い形だったのではないか。中距離レースならこの走り方で行けるという手応えが掴めた。

・テーマについては一定の結論が出た。割りといきなり突っ込んでも平気だ。あと下りの走り方は今回の方が明らかに良いということが分かった。

・試走会に参加したのがかなり有効だった。次の展開がわかるのでどのぐらい余力を残せばいいか目処が立った。

・これより上の成績を残すには、定期的なトレイルランのトレーニングをして、かつ体重を落とす必要がありそうだ。今の自分の体と能力的には今日ぐらいの走りがベストだろう。

さて、5月31日にせまる奥久慈50Kに向けて5月は本格的にトレーニングをしていきたい。目標は、現実を見据えて「完走」だ。

長いレースに対するアプローチも研究する必要がありそうだ。

そういえば今回最大の衝撃だったのが、女子ロングの部で優勝した子がなんと12才とか!あれは本当にすごい。かなり将来に期待できるのでは。