カラミータDueのホイールを手組ホイールに変えてみた【実践編】

カラミータDue改造シリーズ【第7回】

だいぶ空いてしまいましたが、前回に引き続き、今回は実践編です。

手組ホイールのパーツ選定理由と走ってみたインプレッションについて書きます。

まず選定理由についてです。パーツごとに分けて書きます。

 1.リム

Mavic OPEN PRO SILVER 32H  435g

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リムは安定のオープンプロを選択。量産型クリンチャーリムの完成形と思います。

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リムハイトはおよそ18mm、側面が結構厚そうですね。32Hと36Hがあります。タイヤ適合幅は19mm~28mm。

良いところを3点あげます。

  1. 高い耐久性。10年以上使用している人もいるほどの耐久性があります。段差でぶつけてもフレがほぼ出ないらしいので、日常使いで気にせずガンガン乗れる。
  2. 適度な軽さと剛性。アルミでこれより軽くなると剛性不足になると感じます。かといって重いと回すのが辛い。個人的にはアルミでは400g~450gがどちらも両立するおいしいところかなと。
  3. 優しい乗り味。ロープロファイルリムの形状と材質のジュラルミンに起因すると言われています。とてもしなやかです。

やはり長く使われるにはそれだけの理由がありますね。24HだとTNIのAL300なんかも良さそうです。

2.スポーク

フロント:SAPIM CX-RAY
リア:DT SWISS Competition 1.8-2.0

 

CX RAY

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どちらも多くの完組ホイールに使われている超定番スポークです。

前後でスポークを換えている理由について書きます。

まずフロントについては、フロントホイールはもろに空力の影響を受けるため、空力の優れた楕円形エアロスポークのSAPIM社のCX‐RAYとしました。

t02200347_0228036012329573346空気の流れに関してですが、上記の図をご覧下さい。スポークが移動した際の空気の影響範囲を示したものです。

CX-RAYは0.9mm×2.25mmで0.5mmに対し、通常のスポークではおよそ1.8mmと3.6倍の数字となっています。空力的にはかなり有利であることが分かります。

また、重量面でのアドバンテージもあります。

  • CXRAY 1本4.25g、32本で136g。
  • DT Champion 2.0mmだと1本6.93g、32本で222g。
  • DT Competition 1.8mm/Silverだと5.96g、32本で191g。

その差は片輪あたり86g、55gはかなり大きいです!

さらに、CX-RAYは楕円に圧延加工されているため、物性的に弾性域が大きく、塑性化しにくいようです。高い張力でも伸びにくい、首飛びしにくいということですね。剛性はわりと低めですがフロントなので影響はありません。

ただ、1本300円の値段は鬼畜…、32本で1万とかリムより高いですね。

次に リアについては、人間と車体が先に来るため、空気の影響を受けにくいので、わざわざCX-RAYを使うメリットは少ないようです。

むしろ体重と動力を支えるため、より剛性の高くできるDT SWISS COMPETITIONの1.8-2.0にしました。(半分は財布へのやさしさ配慮なんですが)

3.ハブ

TRADIZIONE ZERO HUB

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カラミータを展開しているアクションスポーツのオリジナルハブの最上級グレードになります。特筆すべきはその軽さと回転の良さ。

軽さはフロント76g,リア245gで合計321g

ちなみにデュラエース9000系ハブがフロント120g,リア247g合計367gになるのでデュラエースより46gも軽いです。

回転の良さに関しては素晴らしいですが、中身はぶっちゃけNOVATECの上級グレードハブ291-SL/482-SL (ryなので品質的にはなかなか良いと思います。

(※さらに軽量ハブを探すと、TNIのエボリューションライトハブが最高かもしれません。フロント60g、リア228gで合計288g笑 軽すぎワロタw

今回は見た目優先でパスしますが、重量重視なら間違いなくこっちかな。)

4.ニップル

アルミニップル

私は「外周部の軽さは正義」教の信者なので、真鍮よりアルミで。

アルミニップル0.3g/個、真鍮ニップル1g/個です。塵も積もればマウンテンです。

 

オーダーの内容としては以上になります。

あ、組み方は32Hなので店員さんのおすすめに従って6本組にしました。フロントラジアル組(放射状の組み方)も考えられますが、クラシックな雰囲気に合わないのでやめました。

お願いしてみた

上記内容で、初心者の自分ではホイール組はできないのでw、素直にお店にお願いしました。

依頼したのはこちらのお店、ガソリンアレイさん。

こちらのホイール、実業団レースで使われて表彰台に乗ったりしているようで、手組ホイールには数多くの実績のあるお店です。

確認したところネット注文と郵送可とのことです。

仕様などについてメールでのやりとりに丁寧に対応して頂きました。

ありがとうございました。

届いた

ガソリンアレイさんから、時間ができて早めに完成しました、との連絡が。あくる日、大きな箱に入って送られてきました。

VELOFLEXはまだまだ乗れるので初期ホイールからすぐに移植。

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こんな感じになった。これは・・・カッコいい(自画自賛)

一見普通のホイールっぽいので盗まれにくい効果も期待できます。

さっそく乗ってみた

軽い!

これまでのホイールと比べて、巡航速度で2~3km/hは違いますね。

そして乗り心地も良いです。やさしい乗り味で長距離も疲れにくいです。スポーク数が32Hもあるので、テンションはそこまで上げていないかもですね。疲れてきても回せる感じがします。

30km以上の巡航時だと静かですがわずかにコォーーーという風を切る音がしてスポークのエアロ効果を実感します。また、登坂では近所のちょっとした丘のヒルクライムも以前より高いケイデンスを維持しタイム短縮できました。

ちなみに1,000kmほど乗りましたが今のところフレはまったく出ていません。

まとめ

総じてかなり満足度は高いです。

これまでのカスタムで一番スピードアップの効果があったと思います。

5万円前後なら手組、おすすめです。

日常使いできますし完組より良いと思う。

5月に地元で某レースがあるので、全く同じコースを走って前回とどのぐらいリザルトが違うか検証してみたいと思います。

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2 Comments

  1. こんばんは

    自分もtradizioneハブ
    とサピムスポークの手組を考えていたのですが

    エアロスポークがハブの穴を通して組めるか心配だったのですが

    どうやら大丈夫そうですね!

    とても参考になりましたありがとうございます

    • コメントありがとうございます。
      同じ構成ですね!サピムでも問題ないみたいですよ。
      自分で組んだわけではないので結果論なのですが(^_^;)
      少しでも参考になれば幸いです。
      ブログ見させて頂きましたが、カーボンディープの手組もアツいですよね。
      TNIのエボライトハブあたりが良さそうですね。
      良いホイールになりますように。

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