ノース・フェイスのトレイルランニング用シューズ、ウルトラトレイル。
半年ほど使ってみてのインプレ。
以下HPより引用します。
TNF最新鋭の技術を注いだトレイルラン用シューズ。重量265gに仕上げつつ、100マイルのような超ロングレースにも対応していくために衝撃吸収性や安定性にも強くこだわっています。足裏プレート全体にはEVAを、かかとにはPebaxを使い、またアウトソール全体にビブラムソールを採用してトレイルランで予想されるマイナス要因をすべて取り除いています。アッパーはシームレスで通気性の高いウルトラエアメッシュを使用。トレイル上級者だけでなく、これからトレイルにチャレンジしたいと思うロードランナーにもおすすめです。
重量は片足265g(カタログ値)とまずまず軽量,販売価格で12,000円程度。
実際に一度、昨年末のレースで使いましたが15kmのレースで20分ほどタイムが短縮しました。これについてはシューズ以外の要因も多々あるのですが、ウルトラトレイルの恩恵は間違いなくあったと思います。
- グリップがとてもが良い。
このシューズはレッドウィングなどで知られるビブラム社と共同開発したアウトソールを用いています。土の路面に対してビブラムソールが良くグリップしています。
上りでは路面をつかむことでパワーロスが少なくなり、下りでは滑ることが少ないのでよりスピードを上げて攻められるようになりました。
- フィット感が良い
個人差があることですが、どうも典型的な日本人足の私にとても合っている模様。ちなみにモントレイルは合わなかった。
私の足のサイズは踵からつま先までの実測で25.5cmですが、この靴のサイズは27.0cmがちょうど良かったです。他のシューズと比べるとややタイト目かもしれない。いつも26.5と27.0で迷いますが、このシューズは27.0がぴったりでした。
- クッション性,安定性が良い
ミッドソールの踵の部分に用いているPebaxという素材の影響なのか、着地時の衝撃感が少ないです。これにより着地でブレることがなく高速でも安定して走ることができます。足裏感は結構ありますが、同時にクッション性もうまく残していると思います。個人的には足裏感があったほうが走りやすいので、厚底のHOKAよりもこちらの方が自分の走り方に対してバランスが取れている気がします。
ただし、これについては30kmを超える距離は走っていないので、再度、距離のある練習やレースの際にでも確認したいところです。
- 気になるところ
・雪道では滑る。なかなかないとは思うが、残雪があるトレイルでは注意したいです。
・アッパーの生地がメッシュ素材なのだが生地が薄い気がする。今のところ何ともないですが、ハードに使った場合に破けたりしないかやや心配です。そのかわり通気性は良いです。
まとめ
・バランスの取れた良いシューズ
・駄目になった時用に今のうちにもう一足買ってもいいかも
・長距離は未知の領域
おすすめ度★★★★★
長い距離のレースの際に再度レポートしたいと思います。
■本日のいい感じのもの
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