シーズン前の様子見レースとしてエントリーしてみた。3時間も走れて圏央道使えば家から1時間程度で着くということで。便利になったもんだ。
今日のレースの要注意選手は、まずはE1クラスが3人いる湾岸。雑賀さん、石橋さん、石塚さんというホビーとは思えない強力な面子が揃っている。あとは強い人がいると聞くオーバーヒート勢、全日本も完走しているinnocentの荒瀧選手あたり。
正直千葉県のホビー勢力図はよく分からないんだが強い人がいっぱいいるイメージがあり、単独参戦なのでイチかバチかで動くよりもなるべく最後まで安定して残ることを意識してレースに挑んだ。
正式名:2018 SuperCycleEnduroin下総 第4戦
リザルト:3時間ソロ 16位/69人(23.2%) 80周
3:01:56 TOP+00:25(S) AVE: 40.0km/h(strava参考) 公式リザルト
日程:2019年2月3日
天候:晴れ
コース:フレンドリーパーク下総周回コース
距離:1.5km周回コース
公式には無かったのでどこかのコースマップを貼り付けw1周1.5kmだそうです。
1.レースを振り返る
定刻通り11:30にレース開始。 3時間なので14:30で終了か。公園内の時計がずれているので要注意。 この時期としては珍しく寒くないのはラッキー。
1周目はローリングだがコース幅が狭いので上がりづらい。開始して30分ほどは密度も濃くて無駄なアゲサゲが大きく走りづらい。やはりホビーの宿命か、急に横に動く人がいて結構怖い。安全マージン取りながら人が減るまで集団中盤で間隔とりながら走る。散発的なアタックがかかるけど長続きする感じではないので大丈夫だろう。
開始1時間ほどは何事もなく進みジェルを補給。気温がそこまで低くないので飲み物も積極的に補給するようにする。この辺で2人逃げた人がいて、オーバーヒートの人がブリッジかけたので何となく流れで追いかけてみる。
しばらく逃げとの間でこの方と宙ブラリになったのでどうします?と聞くと湾岸もみんな後ろにいるんでここは集団に戻りますと。まだ動く時間じゃないよね、と自分も賛同。しばらくして前の逃げも吸収される。
その後淡々と進み、1時間半くらい経ったところで後ろでジェル補給してたらいつの間にか逃げが決まっている?湾岸の石橋さん含む4,5人くらいの逃げ。かなり勢いが良く差がどんどん開いていく。湾岸の残り2人はローテは回らず前方の良いところに位置取られる嫌な展開に。
視界からいなくなると追走ローテの勢いが無くなるのでその前に差を詰めねば。後方にいたためローテに参加するまでに時間がかかってしまった。その間ローテの半分くらいは荒瀧さんが入っている可哀想な状態にwてかこの人めっちゃ巡航が強くてびびった。
タイム差は20秒ほど。湾岸牽かないから飛ばして~、と声かけて15分くらいかけて前の6,7人で回ってじわじわと差を詰める。吸収と同時にカウンターがかかりそうだったので、これに備えて慎重に吸収。やはり雑賀さんのカウンターはあったが準備していたので対応。これで逃しちゃうと無限ループするから危ない。けどこの辺りの展開は結構疲れた。。
逃げも捕まり2時間が経過して一旦レースが落ち着く。みんな最後の展開を意識して脚を溜めはじめた感じ。集団の人数はまだ30人くらいはいる?しかし全然減らないなぁ。平均速度は40km/h超えてるんでそんなに楽なレースでもないはずなんだけど、平坦なので後ろで付き位置なら楽できちゃうんだろうか。
この辺りからは徐々に逃げが決まってもおかしくない雰囲気が出てくる。自分から仕掛けるよりは他の誰かの抜け出しに後乗りしたい気持ちで前々キープで走る。
何回か後ろのローテが離れる瞬間があったのでしれっと逃げてみたけど集団も大きいので簡単には逃してくれず。石塚さん来てくれないかなぁとか思いながら走るも今日はダメw
集団の中では湾岸以外だと荒瀧さんと青いジャージの人が強い感じだったけど、上手いことこの辺で協調して逃げるように誘導できなかったのが無策だった。積極的に自分から声かけて仕掛けても良かったかなと後になって思う。
うーん困った。これだけ集団の規模が大きいと逃げは厳しい。おまけに湾岸の3人でまとまって追われちゃうと余程の独走力がないと厳しいわけで。そして逆に湾岸のアタックは絶対に離しちゃいけないのでそこには必ずチェックに入らなきゃならない。その対応もそこそこしんどい。
クイックステップを相手にしてるチームはこういう感じなんだろうな。平坦レースで強い人達にチーム戦術やられちゃうと非常に厳しい。
最後の30分は切り替えて集団スプリントにまとめるように走る。逃げは絶対に発生させないと決めてアタックかかったら追いついてペースを落とす感じで。他人任せでも良かったんだけど、万が一そのまま逃げを決められたら後悔するのですべて前々で対応していく。
そんなこんなで気づけば残り3分に。集団は相変わらず30人近くいる。リザルト見るとそれほどいないはずなので、チーム組とラップした人が混ざってたのかな?
ラスト2周のゴール前の登りのところで一気にペースが上がる。油断していたらラストでスプリントに賭けてるマン達が一気に前に押し寄せて来て取り囲まれる。
ゴール位置過ぎた辺りにピットインがありコース幅が狭くなるんだけど、ここで集団が左右に動いて目の前の2人が絡んでる。頼むからこけないでくれ~、と後ずさりしながらマージンを確保したがここはなんとかクリアしてくれた。
と、安心したのも束の間、次の右コーナーでイン側の2人が絡んで今度はしっかりと落車。そんな密度濃いとこに無理して突っ込まなくてもいいのに、次の広い直線で上がれば良いのになぁ。進路上に自転車が流れてきたのでコース外に回避したところで集団と離れてしまいあえなく終戦となった。あとは淡々と走ってゴール。
2.反省
見事湾岸に1-2-3決められてしまい完敗。。しかし3時間しっかり対応してきて最後の最後がもがけずでは不完全燃焼感が半端ない。
ただ今日は「落車に巻き込まれる位置にいたのが悪い」の典型だった。一番大事なところで前にいなかったというのが全てです。ラスト2周の坂の位置取りに気をつけよう。しかし最後にみんなあんな無茶苦茶な動きをするとは思わないからなぁ。
落車しない、ってのは自分の中ではリザルトより優先順位が高いので必ず回避する動きをするようにしている。あそこで後ろにいた以上は仕方ない。イチかバチかにかけて突っ込んでいくような動きは絶対にできないので。
勝ちたいとかよりこの気持ちが上回ってしまうので最終局面のわちゃわちゃする展開がどうも苦手なんですよね。。
それとこのコースを走ってみて思ったのは、逃げが決まりやすい場所はスタート地点あたりから緩い左コーナーにかけてだと言うこと。後から振り返るとここは登りの後で集団が必ず休むので、そこでしれっと加速するとあっさり逃げることができるような気がした。
下り区間からゴール地点までは一見逃げやすそうだけど集団の速度が乗りやすいのでその後で詰まって簡単に捕まってしまう。
もし次に逃げる場合は、ゴール地点までの登りでアタックと気づかれないようにシッティングで重いギア踏んでそのままの勢いで後続を離していくのが良さそう。コースが短いので視界から離れたらあっさり差が開く気がする。
さて、次はJBCFの修善寺。個人的事情により上半期はこれで走り納めかもしれない。そこまでは後悔しないよう可能な限り集中して走ろう。
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