もてぎエンデューロ走ってきました。記憶から忘れないうちに文字のみアップ。(既にあやういがw)

(知らない間にWORDPRESSが更新されてるんだが、すげー使いづらくなってないか、これ?今まであった横線とか見当たらない。慣れるまで時間かかるぞ。)

色々と動いてみたものの、いまいちハマらない日だった。 事前のエントリーリストを見ると石原君、湾岸の石橋さんあたりが強そう。一番強そうな昨年優勝の坂大さんは不在みたい。他にも強い人いるんだろうけど良くわからん。

チームからはザキさんと2人でエントリー。自分の戦略としてはなるべく少人数のスプリントに持ち込みたい、あわよくば良い面子で逃げて入賞までは決めてしまいたい心持ち。ただこのコースは基本集団有利なので3時間までは様子を見ながら省エネで走り、残り1時間から臨機応変に動いてみようという感じ。

正式名:第15回もてぎ7時間エンデューロ 秋

リザルト:4時間ソロ 7位/476人(1.5%) 35周

4:04:39.836 TOP+00:11(S) AVE: 41.19km/h 公式リザルト

日程:2018年11月23日

天候:晴れ

コース:栃木県ツインリンクもてぎ ロードコース

距離:4.8km周回コース

1.レースを振り返る

天気はやや肌寒いけど走るにはちょうど良い気温だ。今年はスタート時間が若干遅くなり9:14にスタートとなった。ゴールは13:14ということかな。気をつけないと。

スタート開始早々に石原君が単独で逃げるも1時間ちょいで吸収される。7時間に追いつくつもりだったらしい。あと1分まで詰めたとか。あぶねー。

今日は全体的にサポートライダー控えめ?半分は7時間に付いてるのかな。そこまで速い展開ではなく気持ちの良いペースで淡々と走る。2時間前あたりで一度マトリックスのサポートが抜ける際にペースアップがあって今日の最速ラップが出たかな。ここで少し人が減ったくらい。

あとはプロが一旦抜けた後は何事もなく3時間まで。例年だとこのあたりでチーム勢の交代の動きがあるんだけど今回は終始落ち着いていた。さすがに何事もなさすぎて人残りまくりワロタ。

そういや今日はローテの際にめっちゃペース上げるマンが2人程いてかなり走り辛かった。ローテで近くにいたくないので下がって走る。やはり最後にはいなくなっていた。あれは自分も周りもきつくなるだけで誰も得しないのでやめたほうが良いかと。

3時間過ぎたあたりからCOW群馬の選手が登りで積極的にペースを上げてきた。周りの雰囲気的に意外と追わない感じ。逃げができそうな雰囲気が少しずつ出てきた。

このまま大集団のままではさすがに怖い。脚がだいぶ残っていたので登りでペースを上げていき様子見に一度アタックしてみる。誰か来て~、と思ったら湾岸の石橋さんが乗ってくれた。

よっしゃ、これは良いぞと思ったら途中で踏みやめてしまった。後で話したら石原君待ちだったみたい。その3人なら完璧だけど、2人で先行してブリッジ待ってても良かったかも。今日の雰囲気なら2人で回せば1時間位なら逃げ続けられる可能性はあったかなと思う。

さすがにここから単独で集団相手に逃げる気はしないので、何回も後ろ振り返って待ってたら凸凹区間に乗り上げてしまいほぼ満タンのraphaボトルを落としてもうた。水分が一気に枯渇状態になる。まぁ3時間でボトル1本しか飲んでないのでなんとかなるだろ^^;ただ、これで全力で長時間逃げ続けるのはちと困難になった。

その後も脚は余ってるので登りでペースを上げて逃げを作る動きを何度か繰り返してみる。ただ茂木のコースって登りでも空力の影響が大きくて基本的に集団が有利なんだよな。踏んでも半端なペースアップなので、集団は途中で途切れるも徐々に繋がってしまい無駄足に終わること数回。

ただ一連の動きで集団が絞れて半分くらいにはなったかな。しかしチームメートのザキさんも千切ってしまうというミスを犯す^^;正直すまんかった。その後集団復帰したからセーフということでw

その後、COW群馬含む何人かが逃げはじめて石原くんが登りで仕掛けて単独でブリッジしていく。これはやばいと思い集団は綺麗にローテし始める。しかしなぜか石原くんが逃げを勢いよくパスしていき、単独で逃げ続ける展開にw結果的に助かったけど。

最初に逃げた数人は早い段階で捕まり、その後1,2周かけて石原くんも吸収される。ここらで残り30分切るくらいか。このあたりのペースアップと追いかけっこで集団は全体的に消耗してくる。

その後も色々と動いてみるが今日はどうも上手くいかない。できれば石原くん含む2,3人で行けると良いのだが、走り方が下手でそういう展開を作り出せない。

いよいよ集団スプリントになるか、と思ったラスト2周あたりでマトリックスのホセが登りでペースを上げていき一人だけシッティングでガシガシ踏んで付いて行った。感覚的にかなり嫌なタイミングで、これは行かせると厄介だなと思うも周りは静観。

自分はここ、正直かなり行きたかった。けど、ここまで結構動いて疲れていたのと、この段階で全力でブリッジして捕まったら最後の脚が無くなるので諦めてしまった。振り返るとここが本日の分岐点だった。

マトリックスも展開にガッツリ絡むほどは踏まないだろう、とみんな思っていたことだろう。結局これが勝ち逃げになるとはwまさかホセ前牽かないやろ~と思ったら普通にガンガン牽いてくやん。半端ないって。そんなんできひ(ry

20秒ほど離れたか。集団には逃げ自体に気付いてない人も結構いてローテが周りにくい。先頭牽いて吸収を図るも、最終展開に向けて温存したい人もいて上手く機能せず。抜け出した人上手いタイミングだったなぁ。

で、最終周になりあまり消耗しても仕方ないので諦めて展開に任せることに。例年のごとくマトリックスが主導してペースが上がる。残り半周あたりでホセは降ってきたけど逃げの人は見当たらない。あーこれたぶん決まってるな。。

結局逃げが捕まったのかよく分からない状況の中、マトリックスが集団を縦に引き伸ばして20人程で集団スプリントに突入する。石原くんの後ろに付きたいけど、ここまでスプリントに向けて脚温存してたマン達が一気に前に押し寄せてくる。久々のこの感じ、密度が高いの苦手なんだよな。

ホームストレート前の直線で左右からどんどん囲まれてしまい良い位置まで上がれず、3列目くらいに追いやられる。前方で石原くんや石橋さんらがモガき始めるも、前列の人達を抜くのに苦戦し、ようやく抜け出たときには前の5,6人の大勢が決した状態であった。

これまた微妙な順位だなと思ったら結局逃げが1人いて7位だったみたい。やっちまった/(^o^)\

2.反省

まぁ今日は抜け出せなかった時点でダメ。脚自体はまぁまぁあったが、動いても動いても全然ハマらないレースだった。不完全燃焼だが仕方ない。

逃げた人は肝心なところを見極めて1発で抜け出したのが見事だった。タイミングとしてはベストで、自分もあそこは行かなきゃ、ってのは感覚的に分かったけど体が動かなかった。

逃げが決まるのって集団が消耗してきて最後の展開に向けて温存したい時なんだよな。先頭付近にいるとお見合いになったり誰か追ってくれって空気感が出てくるからよく分かる。何より自分がきつい時は周りもきついわけで、あそこで勇気を持って動けるかどうかが勝負を分ける。

今日の自分は集団を消耗させる方にエネルギーを使ってしまい、肝心な動きに反応する脚がないという点で下手なレース運びをしてしまった。

さらに言うと、残り1時間でも逃げ続けるくらいの気概があっても良かったと思う。前にいれば誰かブリッジしてくるかもしれないわけで、そういう選択から逃げた時点で今日は気持ちが弱かったなと。

とはいえ去年よりはかなり楽にレースを展開できていたので、昨年比でベースそのものはかなり高い状態まで持ってこれたと思う。Aveは同じくらいでも去年は3時間過ぎたあたりで相当きつくなっていたけど、今年は全くと言っていいほど消耗していなかった気がする。

最後は局所的に動いたので疲れたけど、この位のペース(ローラーの体感的に200W弱、心拍130以下くらい?)の巡航なら何時間走っても消耗しないくらい余裕はあった。それを活かせなかったのが残念だが。

今年の変化としてはフィジカル自体の向上もあるんだけど、走り方として終始かなりアップライトなフォームを意識してみた。

photo by 小暮さん (写真ありがとうございました)

写真見ると分かるけど前傾をあまり深く取らないこと、登りはダンシングで筋肉を解すことを意識したら終盤まで余裕が残るようになった。やはり長時間深い前傾を取り続けるというのは疲れるみたい。

もちろん速度域が速くなると深い前傾が必要になるけど、40km/hくらいならリラックスして骨盤を立てて走っても出力的に対応できる。長時間のレースだとその方が最終的に楽になる、というのが最近分かってきた。

ただレース時間と速度域によるかな。3,4時間のレースだとそんな印象で、2時間切るようなレースとか平均42,3km/h超えてくるとそうもいかなくなる。

基本的にVo2max域にしろL3域にしろ、閾値全体を引き上げることで余裕を持って走れる強度域が上がってくるんだろうな。ローラーでやっているzwift練がノンストップであることも関係しているのかもしれない。

今年のレース活動はこれで終了。若干の不完全燃焼感もあるけど、これもまた実力。また来年以降頑張ろう。

年末に今年の振り返り記事をやろうと思います。あとインプレ記事もいくつか。何はともあれレース等で一緒に走った皆様、今年もお疲れ様でした。