後学のためにレースに至るまでの旅のしおりをここに記しておこう。後学の参考になれば幸いである。

※写真等は整理が終わり次第随時追加していく所存。

1.旅のしおり

11/10(金) 移動日

友部発:13:00 成田着:15:00 電車にて輪行2,000円

成田発:16:40 那覇着:20:10 バニラ・エア(JW809)6,550円+荷物2,000円→実際は6000円かかった汗

レンタカー:3日分 7,350円(アップルレンタカー那覇店)

宿泊:那覇 ゲストハウス(空ハウス)1,800円


11/11(土) 前日受付

午前:観光(空港近くの温泉「龍神の湯」に入る)

午後:レンタカー移動 那覇~名護

名護にて申し込み12:00~18:00

宿泊:名護 ゲストハウス(アジアンゲストハウスボーダー名護店) 1,800円


11/12(日) レース当日

スタート地点へ移動:レンタカー オクマ付近の駐車場に駐車

レース:9:30~10:30スタート

ゴール:13:00頃

レンタカー回収 国頭 16:00

宿泊:名護 ゲストハウス(アジアンゲストハウスボーダー名護店) 1,800円


11/13(月) 帰宅日

ゲストハウス出発 6:00

レンタカー返却 8:00(アップルレンタカー那覇店)

那覇発:9:30 成田着:12:00 バニラ・エア(JW800) 6,550円+荷物2,000円→実際は4000円かかる汗

成田発:13:00 友部着:15:00


  • 移動費用 28,450円→荷物で+6,000円で34,450円かかった。
  • 宿泊費用5,400円
  • エントリー費15,000円

合計金額 48,850円→54,850円 ※暴飲食費・ガソリン代を除く

2.行程を振り返る

今回はツールドおきなわを徹底的に安く済ますにはどうすればよいか、というのがテーマだった。実業団で転戦する者としては、1レースのために贅沢してらんないからね。しかしLCCってチケットはまじで安いのな。もっと早く決断できてれば茨城空港使えたのが悔やまれる。

今回で飛行機輪行の仕方を覚えられたのは良かった。DHBの劣化版シーコンを始めて使ったけど問題なく使えた。ただハンドル・ステムを緩めなきゃなのは若干のストレスかな。

バニラ・エアで荷物の追加料金をがっつり取られたのは予定外だった。預けるのにデフォルトで2,000円かかり、3辺の合計で203cmはまず超えるので+2,000円の超過料金が入る。それから当日の荷物予約となると手続きでさらに2,000円かかります、という鬼畜仕様である。

人が6,500円に対して自転車6,000円とは一体。まぁそういうもんか。次は茨城空港からジェットスターにしよう。よくわからんけど。

やはり日程考えても前泊・後泊は不可避と思われる。そしてスタート地点への移動手段が難しかった。オクマリゾートまで行ければ運送車で人と自転車を別々に運んでくれる。そこまでの移動が悩ましい。

今回はレンタカーをオクマに置いていったので、レース後に自走で名護からオクマまで取りに行くのが地獄だった。かと言ってレース前に40km自走するのもなぁ。何人かいればレンタカーを分散させるのがベター。最悪複数でタクシー乗って金で解決もありかと思う。

それと、オクマで機材の組立て・準備をしていたんだけど朝5時とかなんで全く何も見えない。駐車場は基本暗いので、準備にかなり苦戦した。ヘッドライトか懐中電灯はあった方が良い。オクマリゾートに泊まれるなら心配はないけど。

ツールド沖縄100km コースの攻略編

以下に、コース中のまとまった坂を抜き出した。

登りがこのレースの肝と思われるので、ある程度まとまった登り区間を書き出してみる。以下の考察はレース前に書いたもので、赤書きがレース後に追記したところである。

1.まず奥。いきなり登りから始まるのでここでの中切れは避けたいところ。初参加につきシード権がなく後方スタートのため下り始める前に先頭が見える位置まで上がることが大事。去年の入賞者のstrava参考だと4.5倍10分くらいかな。下ってからの平坦で補給①を。←大落車が起きたところ。ニュートラルで登ったため、人数が全然絞れなかったのがまずかった。

2.普久川についてはペースを守ってついていかねば。18、19分で4.5倍位の雰囲気。数字で見るとそうでもないけど勾配の変化が大きそうに見える。序盤なので無理はせず、ただ登りきって落車リスクのある下りを前で入れる位置にはいたい。←今年に関してはもっと遅かった。参加者のログから、19分17秒で4.3倍程度かと思われる。

3.安波川を超えて学校坂へ。高岡さんなんかのレポート見る限りは例年ここらへんから仕掛けてるようだ。とは言え210と100は距離感が違うので勝負どころはもう少し先と予想。下りきってからなのでここから一強度が上がりそう。5倍弱の6分くらい。この後もだらだらと登り基調が続き、トータル7kmで230m上がるようなので心構えをしたい。←最初だけ速かったけどまだ勝負がかかる感じではなかった。後ろにいても問題なし。

この辺からは、高江から平良までしばらく下り基調のアップダウン区間。30km位あるので隙を見て補給②③をいれとく。最後の30kmでは内蔵の負担を考えてあまり補給したくないところ。意外とこの区間で油断すると逃げが発生する可能性はあるので注意したい。ただ残りの距離があるので自分としては集団ステイが得策。←と書きつつ前方で牽きまくってしまった。ここでいかに楽できるかがレースのポイントと思われる。100kmだとこの区間で逃げが決まることはまぁないだろう。

4.70km手前あたりから再び登りが登場する。ここはその序章。その前に補給④をとっておきたい。慶佐次の登りは2コブあって、いずれもそこまできつくはなさそうだけど、ここらへんから少しずつレースが動き始まる気がする。←実際このあたりから休んでた選手が前に出てくる印象。登りでもところどころペースアップが起こりはじめる。

5.こちらが2個目。短いので上げすぎず一定ペースでいきたい。そんなにきつくはないと思われる。

6.有銘も2コブ。こちらは1km以上の登りが2つ続くので要注意。ここまでの疲労もあって一気にセレクションがかかりそう。5倍の4分とか。←6か7あたりで武井さんのアタックがあったと思う。と言うか走っていてどこの登りなのかよく分からなかったわけだがw

7.2つ目も1km以上で登るので、クライマー達にくらいついていきたい。同じく5倍の4分弱。

8.有名な羽地ダムというやつ?最終決戦開始といった感じ。ここから残り15km程度はかなりきつい展開になるはずなので覚悟して望みたい。ここから最後までを平均すると4.5倍強で23分とかで走ってるようだ。まずはこの登り。5分弱の6倍!ここで最後に戦う面子が決まるので、何としても生き残りたい。←ここでは既に瀕死でしたwただ、展開の予想としてはほぼ正解であった。そして登坂は6倍まではかかっていなかった。5倍くらい。去年はもっと厳しいレースだったんだな。

9.羽地ダムの2個目。なんでいちいち2個あるのか。Stravaで見ていてもこの区間はよくわからなかった。ここまで来たら気合で頑張るしかないということで。←下ってから登り返しは確かにあったものの、千切れた後なので記憶に薄いです。

ダムを降りて左折したところで99.5km。あとはジャスコ坂とかありつつ平坦基調の7kmを走ってゴールスプリント。実際の距離は100kmよりちょっと長いのね。知らなかった、あぶないあぶない。ここまで残れたら複雑な状況判断が求められそうだ。その時は風向きや残りの距離感、番手につく選手を意識して動きたい。←ここまで来ると気持ちの勝負になるのだろう。ここでアタックできる選手は精神的に強いと思う。

全体的な展望としては、基本的には独走力はないので逃げるつもりはなくて、少人数のスプリントに持ち込みたい。あるいは登りで人が減って自然と少人数になったら嬉しい。無駄に牽いたりはせず、勝負どころ以外は温存路線でいくつもり。じわ~っとできた強い面子の逃げにだけは注意したい。乗れたら美味しい。それ以外は8からの坂決戦に備える感じで行こう。←全然備えてなかった。ついついテンション上がってしまうので注意せねば。

ということで、もし次に出るなら自分は基本的に羽地ダムに備えて徹底的に温存すると思う。