正式名:第1回 JBCF 那須塩原クリテリウム
リザルト:E2 17位/110人(15.4%) 42:00 TOP+00:01
↑フラットなT字型のコース。一見してド平坦だが、走った後の印象としてMAPの上から下方向に緩やかに傾斜しているように思えた。
1.レースを振り返る
朝の受付時にコースを脇から確認しておいたけど、道幅が広く基本平坦で路面的にも特に気になるところはない。仙台クリテに近いT字型の単純明快なコースである。
180度コーナーが3ヶ所で人数が多いだけに後方スタートが地獄であることが容易に予想できた。このため、試走はせずにサインしてすぐに自転車を置くことにする。
割りと中盤に置けたはずが、スタート地点につくまでにいつの間にか後方へ。どうしてこうなった?今回のE2は山倉くん、松本さんと一緒であった。
レーススタート。今回はなぜだか珍しく緊張した。
1周目はみんな余力があるので密度が高く前に上がれない。ひとまず後方で様子を見る。
2周目、少しずつ前に上がり始めた矢先、さっそく前方で落車が発生。足止めを食らう寸前でなんとか横から抜けられた。これで身の危険を感じたので一刻も早く先頭に上がることを決意する。
3,4周くらいで中切れが少しずつ起き始める。中切れ処理は後半になるほど被害が大きくなるので、少し無理してでも今のうちに上がっておく。2-3コーナー間の直線と4-5コーナー間の直線が緩みやすく位置が上げやすかった。少しずつ位置を上げて5周くらいで無事先頭付近まで上がれた。
あとは位置を下げすぎないように注意しながら一旦心肺を落ち着かせて走る。廻りを見るに、特に注意すべきは弱ペの人と麒麟山の人という印象だった。位置を下げない走りがうまいし、常に周りを見るだけの余裕が感じられた。
7,8周目あたりで後方から落車の音が聞こえる。確か1コーナー抜けたあとだったと思う。怖いので後ろは確認しなかったけど、あのスピードで直角コーナーの直後ではかわすのは難しいだろう。後ろの人は気の毒であった。細心の注意を払いつつ、前方で展開していく。この落車により大規模な中切れが発生したようで、Uターンの度に大きな集団とすれ違うようになる。
その後も散発的な逃げが発生しながら進んでいく。自分も調子を見るために1,2回試しに乗ってみたりする。やはり180度コーナーは先頭で入って一人で回ったほうが道幅をフルに使えるぶん楽と感じた。
自分としては最後の1周に入る段階で前方に居たかったので、その辺を意識して位置を調整する。これがうまく行き、集団前方の悪くない位置でラスト1周に入れた。
最終周はやはりペースが上がる。1度被せられて位置を下げたため2-3コーナー間の直線で再び位置を上げようと試みる。大外から踏んで一気に上がろうと思ったら、牽制で前方のスピードが落ちていたのか、一気に先頭まで行って飛び出してしまう。確かこの時点で残り1kmだった。
自分のレースプランとしては、「最終コーナーを先頭で抜ける。」であったため、ここで一旦落として集団前方にステイするか迷ったが、この段階でその位置では埋もれやすいこと、コーナーが単独の方が速かったこと、せっかく抜け出してしまったことから、切り替えてこのまま踏んで行ってしまうことを選択。勢いも半分であり、振り返るとここが雑な判断だったと思う。
180度コーナーから4コーナーもそのまま先頭で抜ける。後ろの状態は見ていないので良く分からない。いざ単独で走ると最終コーナーまでが遠いこと遠いこと。早くあそこまで行きたいが、ここで全力でもがくと折り返してからの最後の200mがキツいのは明らか。最後に1発もがけるだけの力は残そうと微妙なペーシングをしていたら、結局半分くらいのところで捕まってしまう。
その後は最終コーナー目掛けて一気に加速した集団に飲まれてしまい、15番手程度で最終コーナーを折り返す絶望的な状況に。ここまでで脚を使った状態での最後のスプリントでは伸びるはずもなく集団中ほどでそのままゴールとなった。
2.反省
全体としての位置取りはうまくできていたが、最後の肝心なところで雑になり早掛けしてしまった。これまでのクリテでは逆に最後のスプリントで埋もれるケースが多かったため、その前に早めに仕掛けようという意識が強かった。
結果論的に言えば、逃げ切れるだけの強靭な力があればそれでも正解。しかし自分はそうではなかった。
位置取りという課題に対して、ある程度自由に動けるようになってきたのはポジティブに捉えて良いと思う。最後のところで勝負する力を鍛えたい。
明日のロードレースに向けて体力の回復を計りたい。
おまけ
空き時間に山倉くん、マツモンらE2メンでパスタ食いつつ反省会する。那須にあるジョイア・ミーアというイタリアンの店。
これはアラビアータというやつらしい。辛いけどうまし。
夜はネタにもできないレベルの那須の某安宿で1泊した。
これについては危険すぎるため特に記さずにおく。
明日へ続け!
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