JBCF南魚沼タイムトライアル走ってきた

新潟県の南魚沼市にてJBCFのタイムトライアルレースを走ってきました。

正式名：第2回 JBCF 南魚沼ロード＆タイムトライアル

リザルト：E3　18位/96人(18.8％)　26:47.373 　TOP+01:34(S)

Ave:31.36km/h　公式リザルト

日程：2016年10月15日

天候：晴れ

コース：三国川ダム特設コース

距離：14.0km

↓コースはこちら。

2km登って7kmのダム周回をこなし2kmほど下りスタート地点に戻りまた2km登るレース。同じ登りが2回あるのがポイント。終盤ほど勾配がきつくなるのがいやらしい。

このコース、トンネルの暗闇区間は怖かったけど、それ以外は景色も開けていてとても気持ちの良いコースだった。今年走ったJBCFの中では１番じゃないかな。ダムに向けて登っていくつづら折りのダイナミックな登坂とかすごく良い雰囲気でした

１．レース前の準備

9月いっぱいまで風邪をひいてしまったので2週間でなんとかレースを走れるレベルまで乗り込むことに。特にレース前の3連休で朝練＋山連を繰り返し、へろへろになるまでがっつり乗れたので、ある程度は走れるだろう。

ホイールの選択でさんざん迷ったけど、最終的に坂で反応の良いレーゼロを選んだ。レーゼロは平坦でも空力的に悪くない印象があったので、ダム周りでもそこまで差はでないだろう。他にはワンピースジャージにKask Infinity、Velotozeのシューズカバーを装備して走ることとした。

２．レースを振り返る

1周目の登坂をこなす俺氏。必死なのですが必死感が出ていないな。

(photo by  Kouji Okamoto)

時間配分としては、登りが5分弱、ダム周回が10分前後で、残りはダウンヒルや微妙な平坦ということで、合計すると25～30分位が合計時間と想定される。ずっと踏み続けるという意味では30分のヒルクライムをやるつもりで走る。地元の感覚で言えば諏訪を1本登った後に全力で5分踏む程度の時間配分と言えばわかるだろうか。

個人TTなので定刻通り30秒おきにスタートしていく。最初の登坂で脚を使い切ると上のダム周回で踏めなくなる気がしたので抑え気味に入った。登りの途中で前走者を1人パスする。ログが取れてないからわからないけど、最初の登りで4分40～50秒くらい?それでもダム周回に入ってすぐに速度を上げられないくらい自分としてはきつい強度。

ダム周回は小刻みなアップダウンがあるけど下った勢いを殺さないように登りを走る。なるべく40kmは下回らないように意識しつつ、先は長いので飛ばしすぎないように。しかし結果的にはここで抑えすぎたかも。あまり登坂力のない自分に差がつけられるとしたら平坦区間だけだったかな。もうちょっとここで苦しんでおくべきだったと後になって思う。

ダウンヒルは何回か念入りに試走したのでブレーキをあまりかけずに曲がれた。ここのダウンヒルは道が広くてとても気持ちいい。で少しの平坦区間を経てからゆるく登って小川にかかる橋を超えたところから本日２回目の登りがスタートとなる。

序盤から力で踏みすぎないようにギアを軽めに落として意識的に回していく。20kmくらいでできるだけ長く粘りたいところだったけど、思ったより脚が残ってなくてペースダウン。抑えていても残り1kmの勾配がきつくなるところで心肺がいっぱいになり15kmくらいしか出なくなる。さらに最後の勾配が上がったところでペースを上げられず垂れて、残り300mも惰性でなんとかゴール。久々に血の味がした。

３．反省

走り終えた印象では最後以外は悪くないかなって感じだったんだけど、タイムとしてはいまひとつでがっかり。ポイントも微妙につかない順位となってしまい２重にがっかりであった。自分としては26分くらいで走りたいと思っていた。

ログがないので正確にはわからないけど、ダム周回が思っていたほど速く走れていないのと、最後の登りでペースを上げられていないのが大きな原因だと思う。上位の人のリザルトやstravaを見ると、おそらく最初と最後の登りで1分以上の差がついてる。

このTTは全般的にクライマーが好リザルトを残している傾向のようだった。25分前半でゴールしている上位陣は登坂で4分台前半で登っているのに対して自分は登坂が30秒くらいずつ遅い。ここで1分差がついてしまう。

その割に平坦の巡航も抑える意識が強くて伸びなかった要因か。ただ、今のコンディション的にこれ以上は難しかった。調子が良い時は心肺ギリギリの状態を20分位上維持できるのだけど、今の状態ではもう少し抑えないと最後まで保たない。というか現に保っていなかった。ペーシングがうまく行ってもあと30秒稼げるかどうかってところだったろうと思う。

やはり8月,9月に仕事や風邪で乗り込めていなかった影響が素直に出ているなぁ。練習すれば強くなるし、当然その逆も然りである。人間急に強くなったり弱くなったりはしないけど、2ヶ月の間にじわじわと弱体化している気がする。とは言え明日もロードレースがあるので回復させねば。

明日に続く

晩飯は宿の近くのそば屋さん、田畑屋へ。少し奮発してうな重セット。

このあたりは米は当然ながらへぎそばも有名のようでした。美味しすぎるゆえ、調子に乗って食べすぎました。。