いわきクリテリウム走ってきました。

天候や落車などもあって非常に不甲斐ないレースとなりました。

さらにその後風邪をひいてしまい回復に2週間を要するという事態に。回復力の低下が著しいことを実感しております。。

そんなわけで遅くなりましたが、次のレースが始まる前に思い出しつつ振り返っていこう。

正式名:第20回 JBCF いわきクリテリウム

リザルト:

E3-1予選 6位/38人(15.8%) 36:06 TOP+00:01(S) Ave:40.59km/h

E3 決勝 12位/40人(30.0%) 57:31 TOP+00:13(S) Ave:39.10km/h

日程:2016年9月17日,18日

天候:1日目 晴れ,2日目 豪雨

コース:21世紀の森公園周回コース

距離:1.63km周回コース×予選15周,決勝23周

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1.レース前の準備

渡良瀬TTから1週間でのレースとなるため、機材をロード仕様に変更する。

練習内容的には平日固定ローラーに2回ほど乗り、インターバル系のメニューを行う。仕事多忙につき実走はほとんどできず本番を迎える。

2.レースを振り返る

【予選】15周

38人でスタートし、そのうち15人が予選通過ということで、油断禁物な予選。スタート後クリートキャッチに手こずり、最後尾からスタートとなってしまった。

走り出してみると集団先頭は遥か先にある。これはやっちゃったかな、という雰囲気が漂う。中切れが頻発し、位置を上げるのがなかなかしんどい。

2周目位まではみんな元気なのでいいが3,4周目あたりで縦長になりどんどん切れていく。位置を上げやすい野球場の周りで番手を上げることを繰り返し、5周位したところで先頭集団後方にドッギングし安定的に走れるようになる。

しばらくここで休みながら様子見。グリーンフィールドの廻りが非常にコース幅が狭く、コーナーで後方にいるとインターバルのかかり方がかなり大きく無駄脚となってしまう。大半のクリテリウムがそうであるように、前で展開したほうが圧倒的に楽なコース。

ということで徐々に番手を上げる。ラスト3周で先頭まで上がりきりローテーションに何回か入る。

最終周に入った段階で全部で20人強残っているかな、という感じ。よほど下手な走りをしなければ大丈夫だろう。定石通り野球場廻りでペースがあがり周りの選手が被せにかかってくるので集団の中で粘る。

坂を登りきり直線に入る。つくばの古谷君が上がっていくのが見えたので便乗。もう少し前から入りたかったが、10~15番手程度からスプリント開始。インコースの空いたところから捲って6位。結果的には通過できたので良かったが、後ろにいると無駄脚ばかり使ってしまうということが反省点であった。(←しかしその反省が結局活かせていないわけだが。。)


【決勝】23周

 

当日は朝から激しい豪雨。普段の練習でも雨だと乗らない、が基本信条のため、雨のレースは初めてである。さらに今回はカーボンホイールということで不安な心持ちのなかスタートとなった。

前日に続きクリートキャッチミス。というかシューズカバーの影響でクリートのハマりがいまいち悪くなっていた?落ち着いてクリートをはめているうちに前日同様に最後尾へ。

ペースはそこまで速くないが、予選通過者のみなので脚並が揃っており序盤は人数がなかなか減っていかない。

何周かした中でとりあえず感じたのは、ブレーキの効かなさが体験したことのないレベルであった。制動距離に通常の倍くらいかかる。

また試走の段階でサングラスに水滴がついて視界が悪く感じたため、サングラスなしで走り始めたが、前走者の水跳ねがすごすぎて番手にぴったりつけない。前からシャワーを浴びているような感じで目が開けられないほど。

さらにタイヤの空気圧の落としが甘いようで、後輪のグリップ感が非常に希薄である。石畳区間の高速下りで一度コントロールを失い、完全に落車を覚悟したが、なんとか立て直せた。このあたりで気持ち的に萎えてくる。

とはいえそれでもレースは続く。5,6周した段階でもまだ良い位置まで上がれず苦戦。少しずつでも上がらねば、と思い野球場でポジションアップを繰り返し、ようやく先頭集団の真ん中位まで上がる。

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このまま一旦先頭まで上がろうと思った矢先、10周位したところか?グリーンフィールド外周の2つ目の直角コーナー立上がりで前走者が落車する。交わしきれそうになかったので自分も安全側に判断し、アウト側の植栽帯に落車する。ニュートラルを使って復帰すればいいだろう。

係員に合流位置を聞き、2周じっくり休んでからスタートしようと思ったら一緒に落車した選手が1周目で再スタートしてしまった。自分も行かなきゃまずいのかな?と思い、慌てて追走する。(冷静に考えればそんなことはないのだが)

ここからが本当に地獄だった。10周もすると先頭集団は縦に大きく伸びており後方は千切れかかっている。誘導員より合流は最後尾から、ということで、そこに追いついても先頭集団の塊はまだずっと先。ちぎれた選手目掛けて飛び石的にジャンプアップを繰り返すこと数回。かなりきつく心が折れかける。

2,3周ほどかけてなんとか先頭集団後方に追いつく。結果的にはここでかなり脚を使ってしまったのが想定外だった。そこから集団後方で休むべくしばらく走るが、インターバルのかかりがきつく、回復するどころかじわじわと消耗していくジリ貧な展開となる。

20周したぐらいで脚がなくなってきたのが自分でもわかる。番手を上げるどころか集団後方にぶら下がっているのがやっとの状況。

ラスト3周のスタート位置の上り区間で我慢できず集団から離れ、野球場周りで追いつき、という苦しい走りを繰り返す。最終周に入った段階でついに先頭集団からは5,6秒離れてしまった。千切れた選手による小集団スプリントで頭だけは取っておいたが、ポイント的には特に無意味であった。

3.反省

天候に日和ってしまい後手後手の消極的な走りをしてしまった。特に視界が悪くコントロール性も悪いので、前々で攻めの走りができなかったことが非常に悔やまれる。

ただ、このあたりの気象条件はみんな一緒であり、日頃から雨天時の走り方、装備や機材のセッティングを整理しておくべきだと痛感したレースであった。

また、ニュートラルの仕方も悪かった。十分に休んだ上で、一緒に落車した選手と協調し、無駄のない追走をすべきだった。

それと、ここまで数戦のクリテリウムを振り返って思うに、本質的にクリテリウムの走り方が下手のように思われる。加速の良い軽量級の選手に前に入られてしまうことが多々あり、結果として課題である「消耗を抑えるべく前々で展開」というのができていない。

前に選手を入れないような走り方を身につける、逆に隙を見て自分から割り込めるような加速力とメンタリティをつけていく必要がありそうだ。

 


 

夜は少し時間があったので町中をフラフラ。いわき駅前は思ったよりずっと近代的でした。

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駅前のファンシーなカプセルホテルに泊まる。風呂も想像以上にキレイで快適であった。

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恒例のラーメンローディング(?)いわき市内の「中華そば 風

お店的におすすめの「鶏白湯・塩」はクリーミーなスープでなかなかよろしいです。

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さて、次は南魚沼TT,ロード。8月,9月ととにかく乗れてなさ過ぎる。月で300kmも乗っていないのでは。まずは病み上がりからコンディションを上げていけるように頑張ろう。。