ヒルクライムに引き続きクリテリウムのレポートをうpする。
正式名:第8回 JBCF みやだクリテリウム
予選 14位/53人(26.4%)
21:05 TOP+00:02(S) Ave:36.41km/h
決勝 26位/49人(53.1%) E3 公式リザルト
26:28 TOP+00:12(S) Ave:36.26km/h
日程:2016年8月7日
天候:晴れ
コース:長野県上伊那郡宮田村内特設コース
距離:3.2km周回コース×予選4周,決勝5周
↑コース自体はクリテといいつつ若干アップダウンがありロードレース風味。右上のところで20秒程度の登り・下りがあり、あとは緩い登りか下りといったコース。
1.レース前の準備
昨日が昨日だっただけに、水分をたくさん摂取しなるべく涼しいところで過ごすようにする。食べ物もなるべく胃に負担の少ないものをチョイスして少しでも回復に努める。
2.レースを振り返る
【予選】11:55~ 3.2km×4周
50人程度でスタートし、上位17人が予選通過となる。1/3が通過と考えるとそう甘くない。
やはりバイクを置くのが遅く、最後方付近からスタートとなる。全般的にコース幅が狭く、スタートして1,2周まではひたすらガチャガチャした感じが続く。90度コーナーが何箇所もあるため、コーナーの度に集団が伸び縮みして、後ろにいるほど加減速がキツくなる典型的なコース。
最もポジションアップしやすいのは田んぼの中の緩い下りのところ。ただラインによっては路面が凸凹しており気をつけないと危険。ゆる登りやホームストレートも踏めればそれなりに位置を上げられそうだった。
それにしても後方スタートしたためかコーナーでの周りの選手の突っ込みがすごい。インの死角から強引に突っ込んで来たりする。一度かわしきれずフロントがハスって焦ったのもあり、怖くてカーブで後ろに引いてしまう。
体調的には昨日よりは多少マシで内蔵の痛みは出なかったが、心肺的には非常にきつい。いつもなら一気にポジションを上げられるところで余裕がなく上がって行けない。うまく上がれず焦るうちに周回を重ねるも、最終周に入る頃には中切れにより集団は最初の半分程度になっていた。
最後の坂で一気に人数が20人位まで絞られて、だいたいこの集団で決まりそうな雰囲気になる。最後のホームストレートでは通過できる上位17人が際どい位置だったので焦ってスプリントしておく。それにしても脚が重い。結果、14位でなんとか予選通過。決して余裕があったわけではなくて、かなり際どい予選通過だった。
予選で感じたのは、
・常に前方で展開しないとインターバルが大きくなりキツくなる
・コーナーでインコースだと減速が大きくなり無駄なインターバルがかかるのでもっと外を大きく走るべき
・コーナー立上りにギアを落としておくことを忘れがちなので、侵入前に軽いギアにしておく
・位置を上げる際は、小さなポジションアップは労力に対して得られるものが少ないのでまとめて一気に上がる
といったあたり。次は3時間ほど空いて決勝へ。
【決勝】15:40~ 3.2km×5周
決勝まで時間が空くので予選後すぐに食事して1時間程度ゆっくりする。その後ローラーでじわっと脚を動かしてみるが、やはり心拍数の上がり方が普通ではない感じで高い。
そんな体調なので前に行かなきゃと思いつつもバイクを置くのが遅くなる。正直今日のコンディションでは密度の高い集団内でのコントロールに自信が持てない。無事集団ゴールできればいいか的な弱気な気持ちが出てしまった。
スタート後に前にいかなきゃと思いつつも、実行できず。予選と同じく中切れをかわしつつ集団後方でひたすらふらふらする。1度集団前方で落車はあったものの、2周目であったことから致命的な中切れには発展しなかった。
全般的に予選と比べて走りが安定している人が多いので走りやすいのは幸い。また、今回発見したこととして、集団最後方だとコーナー前後で車間を調整することでブレーキをあまりかけずに曲がれるので、それはそれで楽であった。それだけ無駄なインターバルが脚を削っているということか。
特に大きな展開もなく周回を重ねて、最終周でペースが上がり自然と人数が減っていく。最後の直線に入った時には着に絡める集団前方とはほど遠く、体調的にもまったくもがく気力が起きないため、スプリントに突入する集団を見送って一人で淡々とゴールした。
3.反省
石川にピークを合わせていたことと体調的に微妙なこともあり、置きにに行ったようなレースをしてしまった。体とともに気持ちもついてこず残念なレースとなってしまった。ここからしばらく空くので一度レストを入れて夏を乗り切るべく一度体調を回復させたい。
また、コーナーでのバイクコントロールにも課題が見られた。周囲に反応して無駄にブレーキをかけ過ぎてしまい、立上りの再加速に無駄なエネルギーを費やしてしまった。
リザルトを見ていると上位に絡む選手は常に前方10番手位内で展開している。高密度の集団でも安定した走りができるよう技術と経験を積んで、次のクリテでは集団前方で展開できるようにチャレンジしたい。
それと普段の練習で過剰な加減速は無駄に思われて避けられるけど、この手のクリテではそこが重要だと感じた。10秒程度のインターバルの繰り返しにどれだけ耐えられるか。そういう練習を普段からやっておかないと本番で脚がいっぱいになり耐えられなくなって千切れてしまう。1分~5分とか言うより、もっと時間的に短くて強度が高くて繰り返すようなインターバル練が必要そうだと感じた。
帰りがけに梓川パーキングで安曇野ラーメンを食す。美味しいけど体力的に胃がなかなか受け付けず無念。松本さんの蕎麦、くらい大人な選択ができたら良かったな。山賊焼きの肉は何肉か問題でチーム内でゆるく揉める。
次は渡良瀬TT、いわきクリテ。出られれば仙台も。
TTは機材面で厳しいのでそれなりに走って、いわきクリテを頑張ろう。
乗鞍は正直どうしようか迷い中です。
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