Unity主催による石川ロードレースに向けての対策練習会でした。

チームメンバーの他、練習仲間の実業団レーサー数名のあわせた10名が参加。

参加された皆様、暑い中お疲れ様でした(;´Д`)

1日で水分を3リットルは取った気がする。

さて、コースは以下。
JBCF石川コースマップ

1周13.6km 断面を見ても分かる通り、平坦は少なく登りと下りがほとんどのコース。それでは振り返っていこう。

セット1

メンバーは走力や参加状況に合わせて2班構成ということで、半分程度ずつに振り分けられた。

前半戦はピカさん、竹内君、私、山倉君、蛭田さん、平野さんの濃い目な6人による3周回。ピカさん、竹内君ということで既にやばそうな気配しか漂ってこない。

1周目はとりあえずコースの下見を兼ねてそんなに上げずに、のはずが、最後の4キロの登坂で誰がともなく徐々にスピードが上がっていき既に結構きつい強度に。

ゆっくり登り始めても何故か徐々にヒートアップしてしまうという自転車乗りにありがちな現象。それでもここまでは平野さん、蛭田さんもなんとか着いてきている…?(この感じだともっと諏訪でも速そうなんだよな。)

2周目はコースの把握を終えたので制限解除となる。とりあえず坂という坂でピカさんがガンガン掛けていく。若者竹内君がそれに応戦する形で集団はどんどんスピードアップ。E1,E2コンビの登坂力が凶悪すぎて2周目にして既に身の危険を感じる。

山倉くんは見るからにかなりきつそうだし、俺も正直言ってかなりしんどい。2周目の最後の登坂でさらにペースが上がっていき(実はこの周回の登坂が今日一番速かった)山倉君が千切れて3人になる。もう笑えるくらいキツい。視界が狭くなるやつ。でもここで切れるとせっかくの合同練習してる意味がないのでギリギリでなんとか耐える。

3人で3周目に突入。まだ1周あるのか(絶望)と思いつつローテーション。下り・平坦でやや心肺的に落ち着くも、ピカさんの登りに入った瞬間の仕掛けがえげつない。

アップダウン区間の最後で耐え切れなくなり一度千切れるも、それほど離れず下りで踏んで前2人になんとかドッキング。いよいよ最後の登坂へ入る。この段階ではもうローテーションに入る余裕はなく、完全にツキイチ宣言。男気とか一切なし。2人とは登坂能力に差がありすぎるわ。で最後の500m位のところの坂でペースアップに耐えられず、ついに千切れた…。ピカさん先着、竹内君流して2位、10秒位あいて私って感じか。最後の粘りが足りないな~。

セット2

昼休憩を30分ほど挟み、後半戦の2周回へ。今度は少しだけメンバーを変更し、ピカさん、竹内君、私、山倉君、ザキさんの5人で。3分ほど前に先発隊を見送り、途中で吸収してあとはフリーな流れで。

1周目はサイクリングね、という合意のもと明らかなサイクリング詐欺が行われ、1周目の最終登坂では既にかなりキツいペースとなる。昼休憩を挟んだためか、脚が全然動かない。

2周目の坂を登ってからT字路に至るダウンヒル区間で早くも先発隊を捕まえる。ここから3,4人がジョインして、下りでまとまってダウンヒル。鋭角コーナーを右折してからアップダウン区間へ入る。

ここでもやはりピカさんがアタック。そして竹内君反応。クライマーの山田君や山倉君もかなりいいペースで食らいつく。やはり山田君の登坂力は高い。磯崎さんこのハイペースに若干引き気味かw

ここで耐え切れず遂に集団がバラバラとなる。最終的にピカさん、竹内君、私という前半戦と同じ3人でまとまる。こうなるともう地獄しか見えてこない。いわゆるキツさレベル10。

最後の登坂は迷う間もなくツキイチ宣言し、目の前のホイールだけを見つめてひたすら耐えるのみ。酸欠からか意識が遠のき、フラついて危ない領域に入りかける。

しかし平坦区間で少し回復したため色気を出してちょっとだけ牽いたりした結果、残り1キロ位の坂で余力が尽きて千切れてしまった。こういうのは良くない。平坦区間の後にある登りが実は地味にきついということもよく分かった。

最後はピカさんと竹内君の並走状態からスプリント力で勝る竹内君が先着したのを20秒位離れた位置から目撃したのだった。いやはや2人とも恐るべし。

反省

今年出たあらゆるレースや練習の中で一番きつかった。昨日ガッツリ乗った疲れもあるけど、根本的に2人と登坂力に差がありすぎるので付いて行くのに必死。スプリントはこちらに部がありそうなんだけど、途中で千切れてしまっては元も子もないわけで、ハイレベルな環境だといかに脚を温存すべきか、とか使われていない体の奥の方の箱を開ける感覚を少しだけ体感できた。でも、まだまだ足りないな~。

コースについては、最後の4キロの登坂で全てが決まる印象だった。予想される展開としては、おそらく人数を減らした30,40人で最後の登坂に突入するのだろうけど、その際にどう動くかがカギとなるだろう。

クライマーは逃げたがるだろうが、勾配が緩いので集団にやや部があるかな。坂の途中にある平坦区間まではなるべく無駄脚を使わず集団内で行きたい。そこから先は展開を慎重に見ながら頑張って前に上がって、ラスト500mで前方に残れて前の10人までに入れれば可能性はありそうかな。

ここまで来るとジタバタしてもしょうがないので、週末からコンディション調整に入る予定。

なぜか大子でザキさん、松本さんと共に海鮮丼を食って帰る。はら山、美味かったです(^ρ^) ※写真はない。