前回に引き続きコースを妄想してみる企画。
勢いあまって勝手に6コース作ってみたので連続で公開してみる。
水戸、城里あたりを中心に。内訳は、話題の楮川ダム中心に3コースと前回の会場となった七会中付近に3コースで合計6コースと、おまけにビーフ系2コースです。
それぞれについて、おすすめ度、実現性、駐車場、道路状況といった4つのファクターに分けて評価した。また道の雰囲気が伝わるようにGoogle Mapから写真を貼り付け。いやはや便利になったもんです。
今回のはクソ長いので覚悟して下さい。
楮川ダム
まずは楮川ダムを中心に3つ。1→2→3の順に拡張していくイメージで。
コース1 楮川ダムクリテ
全周2.4km 獲得標高41m
オススメ度★★:反時計周り。コース自体は短いが結構アップダウンがある。全体の見通しが良いので観戦はしやすい。
実現性★★★:毎年3月にマラソンの楮川ダム駅伝競走大会が行われていることから実現性は高い。
駐車場★★★:田野野球場グラウンド、ホロルの湯、少年自然の家など合わせれば300台以上余裕で確保可。
道路状況★:ダムの放水口を渡るところの路面に凸凹があるため、高速走行の際に支障となる可能性あり。これについては実走による検証が必要。
道路は全域2車線幅あり。
一部真ん中にポールがある他、舗装面がギザギザしている。
駐車場はダム脇にちょこちょこあるけどまとまった台数はホロルや野球場を使わないと足りないかな。会場とするにはギリギリの大きさ。
コース2 楮川ダム付近周回コース1
全周5.7km 獲得標高106m
オススメ度★★★:反時計周り。コースは登り下りとバラエティに富み楽しめるので個人的には一押し。全体に坂と平坦のバランスが良く、ダムに登る急坂でセレクションがかかるので、非常に見どころのあるコース。
実現性★★:交通量の多い県道51号線を50m程度通るのが難点。ただすぐ脇に迂回路を設定可能なので実現性は高い。その他の道は交通量は少ないので封鎖も容易と思われる。
駐車場★★★:コース1同様300台以上確保可。
道路状況★★★:コース1の凹凸道路をパスできる。ほとんどの区間が2車線幅であり路面状態は良い。
ダムについては同じなので写真省略。ダムを東に下って田野野球場の脇を抜ける。駐車スペースも大きい。
田んぼの上にかかる橋を通って抜ける。結構気持ちいい。
県道51号線にぶつかって左折。信号がある。ここを解決できるかがカギ。
課題となる51号線との交差部だが、脇に迂回路があるのでこのように解決可能か。
51号線を50mほど進んで左折したところ。ここも2車線幅あり快適。しばらく進んでまた左折。ダムの下の道に出る。ここは現在は工事完了済で快適な道となっている。
ここから左折してダムに上がっていく「ダム坂」に突入。いわゆるパンチャー的な登坂だが最後の勝負どころとなりそう。
コース3 楮川ダム付近周回コース2
全周9.7km 獲得標高172m
オススメ度★★:コース2の拡張版であり森林公園付近の森の中を疾走するコース。森の中のアップダウン区間や終盤のダウンヒルは非常に楽しい。
コース2のダムに登る坂に加えて、森林公園のピークに至る坂が勝負どころとなるが、道がとても狭いのが残念。
実現性★:交通量の多い県道51号線を2km程度封鎖しなければならないので、現段階では実現性は低い。ただ、実績が積み重なれば将来実現の可能性もあるかも。
駐車場★★★:コース1同様300台以上確保可。
道路状況★★:森林公園を登る坂の幅員がかなり狭く路面も悪いためやや厳しい。
51号線はひたすらこんな感じ。快適だが主要道路であり封鎖は難しいか。
51号線から森林公園の方へ分け入っていくところ。道幅は1車線よりはやや余裕あり。小高い丘を1つ超える。先ほど登った小さな丘を下り、森林公園成沢のところから左折し林道の登坂に入っていく。ここから先のgoogle写真なし。道が狭いのが難点だが下りじゃない分まだマシ?左手の林道から抜けてきて、すぐに左折。ダウンヒル区間に入る。この道はかなり新しくて快適。標高差100m近くを一気に下る。最高速度が出るであろう区間。下った先を左折してダム坂へ向かう。右手に見えるのがダムとダム坂。あとはコース2と同じ。
七会周回コース
ここからは場所を変えて、七会中学校の付近を中心に3コースを。県道の割には交通量が少なく高速で走行しやすい県道112号線と39号線を中心としたコース設定となっている。封鎖の難度については正直未知数。
コース4 ツールド城里 案1
(時計周りに山びこの郷~保健福祉センター~七会中前)
全周6.5km 獲得標高89m
オススメ度★★:山びこの郷を起終点とした、きつい登りの少ない初心者向けのコース。実は反時計周りの方が良かったかも。(下りが広い方が安全側なので)田んぼや森を抜ける気持ちの良いコース。
実現性★★:やや交通量の多い県道112号線を2.5km程度封鎖しなければならないが、ビーフラインを迂回路にできるのはまだいいか。生活している近隣住民の方への説明が課題となる。
駐車場★★:七会中学校、山びこの郷、公民館、保健福祉センターなど付近から分散して集めれば200台はなんとか確保可能と思われる。
道路状況★★:一部ゴルフ場(城里ゴルフクラブ)内の民間道路を通過するところは要交渉。県道39号線の下り区間は1車線幅のところがあるので安全性への注意が必要。
左の道から画面手前に降りてきて39号線へ合流する。ゴルフ場は画面右側。
下りで1車線区間がある。ここは並走しても2台までかな。
少し行くと2車線になる。ここからは快適なゆるい下り。
39号線から右の農道へ入る。ゆるい下り基調。
農道は1車線よりは広い。ただ並走しても3台までかな。 県道112号線とぶつかり右へ。 112は緩い登り基調。道自体はかなり走りやすい。112号から右折して山びこの郷へ登る。ちなみにここの左手には七会中が。登りはこんな感じで広い。しばらく行くとスタート地点に戻る。
コース5 ツールド城里 案2
(反時計周りに七会中~保健福祉センター~城里ゴルフクラブ~役場七会支所)
全周7.9km 獲得標高120m
オススメ度★★:こちらは反時計周り。コース4の拡張版であり、七会中を起終点とした緩い登り下りの多い初心者向けのコース。
実現性★:コース4同様にやや交通量の多い県道112号線を3.5km程度封鎖しなければならない。また県道39号線についても4.0km程度封鎖しなければならないので難度は高めか。
駐車場★★:コース4同様200台以上確保可と思われる。
道路状況★★:県道39号線の登りと下りは1車線幅のところがあるので安全性への注意が必要。
コース4になかった39号線の南側。やはり下りにはやや狭いか。
下ると左折して平坦基調に。
ここからは快適な2車線。役場七会支所を左折して県道39号線から県道112号線へ。
112号線を北上。右手に見えるのが七会中。あとはひたすらまっすぐ。
コース6 ツールド城里 案3
(反時計周りに山びこの郷~七会公民館~七会中学校)
全周4.0km 獲得標高97m
オススメ度★★★:基本的にアップとダウンがほとんどなので、もう少し平坦が欲しいところではあるが、七会中学校1周を組み込んでいるので観戦者は楽しみやすいコース。中学校の敷地内に屋台などを呼びやすいのは◎。
実現性★★:やや交通量の多い県道112号線を1.5km程度封鎖しなければならないが、区間が短いので周辺への影響はまだ少ないか。
駐車場★★:コース4同様に200台以上確保可と思われる。
道路状況★★★:全般的に路面の状況は良い。山びこ~七会公民館の間は1車線だがそこまで狭くはない。
山びこの郷の入り口
園外の外周道路?1車線よりは少し広い感じ。
中腹を下っていく。
七会公民館の脇を通過。ここもある程度駐車可能。
下りきって112号線にぶつかり左折。
112号線から右手に七会中が見えてくる。
右折して中学校を1周する。ここは右車線通行。
グラウンドの南側を右折。
外周道路はTTと同じコース。
1周したら右折。
ここも右車線通行で登る人とすれ違うところ。112号線へ戻り右へ。
500m位ですぐ山びこへの登りに入る。
まとめ
色々考えたけど個人的には楮川ダムコース2がおすすめかな。このコースはできたら楽しいと思う。
初年度は楮川ダムクリテで様子を見つつ段階的に拡張して行くのが現実的か。
ツールド城里シリーズはコース6のツールド城里 案3みたいに七会中1周をスタート・ゴールに絡めたコース設定にすると観戦・イベントブース的にも盛り上がりそう。
正直県道をどこまで封鎖できるかは分からない。ただレースで走りやすい道、と考えていくと県道の封鎖は不可避と思われる。
ビーフラインを絡めたコースについても何案か検討したが、迂回路のない県道51号線を完全封鎖できる気がせず、今のところ断念している状況(^ω^;)
おまけ
一応ビーフラインを含めた周回コースを一応2案。これだけ大規模に封鎖できるのだろうか。。コース規模としては全日本選手権相当の周回規模・獲得標高となる。
反時計周りに「七会中スタート~ビーフライン北上~物産センター山桜~七会中ゴール」15.9km 278m
時計周りに「下古内~中山峠~ビーフライン北上~下古内」19.1km 296m
ちなみに全日本選手権のコース過去4年に遡って調べたけど、
2013年 大分 全日本選手権 15.0km 獲得標高500m
2014年 岩手 全日本選手権 15.8km 獲得標高257m
2015年 那須 全日本選手権 15.9km 獲得標高241m
2016年 大島 全日本選手権 11.9km 獲得標高193m
平均距離14.65km 平均獲得標高298mといった感じ。
なんとなく条件としては
・10~15kmの周回コースであること
・大分を除き、1周あたりの獲得標高が200から300mであること
・スタート・ゴール地点に会場となる広場があること
あたりが条件となるのだろうか。この辺りは多少知っておいても損はないかも。
といったところで今回の記事は終了。今度試しに実走してみようかな。たぶん走らないと分からないことがたくさんあるだろうな。
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